スーパーバイクとスーパースポートの来季の動きが活発に
なってきました。

ある日のこと、レース開催時にチームライトスピードカワサキの
ダビデ・ブレガと話していました。

彼いわく、『スーパースポートの最良のライダーというのは
ファビアン・フォレである。』

そのフォレと対する評価というのは高く、実際にライダーとして
サーキットを速く走る能力と同時に彼は分析力があり、言葉を
持っています。

私は実は彼と近い場所にいた時期がありまして、同じピットに
いたこともあったのですが、何周か走って戻ってきて、
マシンの調子、エンジンの具合、コースの状況などを
体感した後、的確に伝えることが出来る能力を持っています。

そして、彼はフランス人でフランス語が母国語なのですが、
英語もイタリア語も話す。そして、色々なマシンを走らせて
きた経験から多くのタイプのバイクにアジャストできる能力が
ある。

そんな速く走れて、ソリューション能力が高く、多言語
スピーカーである彼には色々なオファーが来ていました。

そんな中、彼は来季、ヤマハスーパースポートチームで
R6でスーパースポート世界選手権を走らせることになりました。

まぁ、ファクトリーバイクで走れる上に、ある程度のお金を
用意できるチームで世界チャンピオンを目指すことを考えて
の決断だったと思います。

そのほかの動きではジョナサン・レアが英国スーパーバイクから
ハンスプレーテンカーテホンダでCBR600を駆って、スーパー
スポートクラスを走らせることが公式発表になりました。

このアイリッシュとオランダチームの契約は三年間にわたる
もので、来季をスーパースポート。09,10年シーズンを
スーパーバイクで走ることが濃厚です。

チャンピオンチームとチャンピオンマシンで600のタイトルを
獲ることに魅力を感じたのでしょう。彼にはドゥカティのSBK
の話もあったのですが、来年からのホンダ系チームでの三年
契約が発表になりました。

ハンスプレーテンカーテと言えば、清成やカルロス・チェカが
SBKで走るという話が出ていますが、この件に関してはまだ
発表は遅れるようです。

ドゥカティのSBKですが、トロイ・ベイリスは来季も走りますが
パートナーが未定です。ミッシェル・ファブリッツィオの名前も
ありますが、芳賀やチェカの名前も出ています。イタリア人を
欲しがるのか、国籍に関係なく速いライダーを求めるのか
注目しています。

PSG1カワサキはラコニの来季の契約を発表しました。
二エトも残留に向けて交渉中です。

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