サッカーのアジアカップの再放送をBSで見直しています。
私の母国は日本であり、私の国籍は日本なので、当然日本を
応援していたのですが、決勝のイラク対サウジアラビアを
見ていて、イラクの勝利には涙が出ましたね。

自分以外の国をサッカーという競技で応援するのは
珍しいと思うのですが、イラクナショナルチームや
プレイヤーの置かれている環境を考え、彼らがどんな
気持ちでプレイしていたのか、スタジアムに色々な思いを
抱きながらやって来たのかを考えると、胸が熱くなりましたね。

大会期間中にも、プレイヤーの親類の命が亡くなるなんてことが
あるなかで、言葉にできない色々な感情を抱きながら、
自分のため、母国のために全力を尽くした彼らの勝利に対する
思いがしぶといディフェンスに、そして、美しいセンタリング
とヘディングシュートに現れていたと思います。

サッカーの試合を見ていて、涙が出たのは初めてでしたね。
それほどまでに美しく、素晴らしい勝利だったと思います。
何か、彼らの背負っているものの大きさがピッチという
場所にプレイや戦術が絵画となって描かれた気がします。

サッカーという競技の素晴らしさスポーツの持つ普遍性や
可能性を感じました。

アメリカ人があれを見たらどんな思いを抱くのでしょうか。

まぁ、アメリカ人はサッカーにもアジアカップという大会にも
興味がないのでしょうが。

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