オーストラリアのSBKで認められ、沼田の代打で出場した
フィリップアイランドのGP250で認められ、色々な話が
出たが、速く走る能力はあるが、スポンサーと政治力を持って
いなかったトロイ・ベイリス。

体ひとつでたどり着いた先がイギリス選手権でした。

そこでタイトルを獲り、そして、世界選手権にやって来た
トロイ・ベイリスが第二のホームであり、実績を重ねた
イギリスで走るときにどんなことを思うのでしょうか。

数多くのレースファンが詰め掛けているブランズハッチ。
そこでイギリス国旗を振る連中が望んでいるのはトーズランドの
勝利と世界タイトルでしょう。

そんなファンがたくさん詰め掛けているサーキットで
彼らしい速さとほかの誰もがコピーできないライディング
スタイルでゼロックスドゥカティのライダーがポールポジシ
ョンを奪いました。

ベイリスとトーズランドのマッチレースを連想してしまう私です。

三番手には少し離れてヤマハR1の羽賀。四番手にスズキの
リッターバイクを刈って加賀山が着けました。
この一列目が1分25秒台。そして、ドゥカティ、ホンダ、
ヤマハ、スズキという四メーカーがトップ4を占めました。

ベイリスとトーズランドだけでなく、ほかのライダーが
このサーキットの特殊性とレースマネージメントを理解して
世界王者二人に割って入ってきたら、さらにレースはもっと
面白くなることでしょう。

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