風向きを変えろ、勝どきをあげろ

予定調和なんてぶち壊して、サプライズとファンタスティックを
世界に届けることは何とも素晴らしいことだと思います。

世界各国で行われているフェドカップのセミファイナルと
プレイオフ。何とも言えない驚きにココロオドル名古屋人の
私です。

クロアチア、ベルギーやスロバキア、ウクライナ
といった国の若いプレイヤーの伸張はこのテニスという競技の
世界的な広がりとそれにともなう若いプレイヤーの登場という
ものを明確に示してくれます。

そして、我が母国日本と私にとって第二の母国のイタリア。
色々なことを感じさせてくれます。

かつてのリングスという格闘技団体がWOWOWという有料衛星放送
というバックアップと共に世界的なネットワークを築いていこう
とした（残念ながら頓挫してしまったが）理念がテニスという
競技において旧共産圏とヨーロッパの小国からの若くて元気
があるプレイヤーの登場と共に具現化している同時代にいられる
喜びを感じます。

風向きを変えろ、勝どきをあげろ。

リングスの中で言われていたキャッチコピーをどれくらいの
テニスプレイヤーが知っているのか不明ですが、予定調和を
突き破り、世界に向かっていくプレイヤーに風向きを変えて
しまうエネルギーと勝どきをあげるパワーを感じます。