三つのS(スクリーン、スポーツ、セックス)というのが
お金を払ってでも見たいコンテンツであるというのは事実だと
思います。

確かに衛星放送のような有料でなおかつアンテナやデコーダーの
設置に手間ひまとお金がかかってしまうにも関わらず、お金を
払って、見るまでに時間と労力を使って見る要件をそろえて
見るのはスクリーン、スポーツ、セックスが中心に思えます。

そこで、思ったのがウィンブルドンですね。

年々、テニスの放映権料が高くなっている中、日本ではNHKが
総合チャンネルとBSで放送していました。

テニスの四大大会のひとつがどれだけの人が世界中で見られた
のだろうか。

塚越亘氏の書いているHPを見てみました。
http://tennisjp.cocolog-nifty.com/tennis/

何と、彼の文章によるとたったの46ヶ国。

今日のテニスの世界が南米やチェコスロバキアから東の
ヨーロッパからもたくさんスタープレイヤーが出てきている
にも関わらず、テニスの四大大会の一つが放送されているのが
たったの46ヶ国。

少なすぎる気がしました。

ただ、その一方でウィンブルドンの大会本部はHPを設けていて
そこでの閲覧が多かったのも事実。

高くなった放送権料に手を引く、放送局(とりわけ地上波)
と大会のHPにアクセルする人の数が前者は減少傾向。
後者は上昇傾向にあるのがよくわかります。

良質のコンテンツが消費者やユーザーに届くのか。
確実にテニスプレイヤーが旧ソ連、アジア各国、南米といった
ところから世界のトップにやってきている現状につられて
テニスの大会や放送に対する欲求が強くなると思うのですが、
それに応えられる状況が現状の放映件料やネット環境にあるの
だろうかと考えてしまった私でした。

コメント