嫌な思いだけが残ったレースの後には気分転換が必要なのでしょう。
テニスのウィンブルドンの会場にヴァレンティーノ・ロッシが
顔を出していました。

レース界の王者は実はテニス界の帝王のロジャー・フェデラーと
仲がよくて、普段から連絡を取り合っているような関係でして、
ジャンルは違っても世界の頂上に立つものだけが分かり合える
ものが存在するようです。

昨年のオーストラリアで決勝戦の後の勝利者インタビューで
『今回も勝つだろうと思っていた人が多かったと思うけれど
そんなに簡単なものではないんだ。』と生みの苦しみを言葉に
した後涙を見せたフェデラー。

常勝チャンピオンだが、車体、エンジン、タイヤが高いレベルで
マッチしないと勝つことができずに、フラストレーションが
ためているロッシ。

勝つものだけが理解できる喜びと同時に苦しみやつらさも
分かり合えるからある種の友情が成立するのでしょう。

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