まぁ、速いこと。いいマシンに自信を持った成長過程の
ライダーが才能を発揮できる道具を使って集中して
雑念を払って前だけを見て走れるとこうなるということを
今季のソフオグルは証明してます。

リザルトというのはライダーとバイクのメーカー、所属チーム
が公式のリリースに乗りますが、新聞などではライダーと
マシン名だけが掲載されることが多い。しかしながら、その
ライダーを気持ちよくリラックスと緊張の程よいブレンドの
中で走らせるのはチームやメーカー、スポンサーといった
組織や人々の献身的な働きがあってのことです。

ソフオグルがウィナーズトロフィーを受け取りましたが、
ホンダのマシンの強さとサスペンションエンジニアの働き、
チームの動きなどが彼のアンビータブルな走りを支えています。
すべてのピースがきれいに収まって勝利というパズルが
美しさを伴って完成されてる気がします。

ノンソフオグルクラスではフォレが殊勲の二位表彰台。
そして、三位にはヤマハSSPからR6を走らせることになった
アンソニー・ウェストがゲット。フォレの実力とウェストの
対応能力の高さがにじみ出る表彰台となりました。

何かが崩れたときに勝利の方程式が破れるのでしょうが、
シルバーストーンのサーキットレイアウトがそれをもたらす
のでしょうか。チャンピオンになるライダーは大体、
タイトルを獲得した年は苦手なところでも悪くてもトップ5には
入ってポイントを稼いで、ライバルを近づけないもの。
モンツァの圧勝が油断を生むのか、若いライダーにさらに
自信をもたらしたのか来週の週末を楽しみにしましょう。

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