アメリカでの活動を続けていたニール・ホッジソン。
しかし、ドゥカティがワークス体制での活動を取りやめて
様々な可能性を探っていました。

元世界チャンピオンであり、イギリスの英雄で、昨年まで
SBKでフォギーペトロナスレーシングを主宰していた
カール・フォガティと世界チャンピオン同士の夢のコラボ
レーションを考えていたイギリス人も多かったようですが、
様々な障害があり、これは実現せず、ホッジソンは浪人生活
となっています。

その彼が久しぶりにバイクでサーキットを走ることになりました。

日本の伊藤真一は近年、ブリヂストンタイヤのテストライダー
として知られていますが、彼の走行中の転倒と負傷によって
代替ライダーを求めていたドゥカティがホッジソンにチャンスを
与えることになりました。

場所はエストリルですが、MotoGPでの現行のレギュレーション
ではMotoGP世界選手権のホストサーキットをMotoGPマシンで
レース前に走ることは禁じているため、何とドゥカティ999
とブリヂストンタイヤで走ることになりました。

まぁ、主目的は車体の開発ではなくタイヤのレベルアップ
であることは間違いないでしょう。

ホッジソンは勝てるマシンで世界選手権を走りたいと
思っているようですが、これからどうなるのか。
まぁ、今回のテストで重いマシンに乗れることと飲んだくれたり
太ったりしていなくて、健在であることを示したかったのかも
知れません。

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