クラッシュとオイル散乱による赤旗中断となったイギリス中部
でのレース。二ヒート制となり、合算タイムでの決着となりました。

色々な見方ができるでしょうが、結果的には勝ったのはソフ
オグル。

二位にハームス、三位に藤原。ホンダのマシンに乗るトルコ人
ライダーが勝利を収めて、シャーペンティエ、カーテン、
そして、台風の目になりつつあったフォレもノーポイント。
ということでライバルに差をつけて、次のヴァレンシアに
乗り込むことになりました。

シーズンは長いので、まだまだひと山、ふた山ありそうですが、
冷静さと速さを身に着けているライダーが勝ち星を重ねて、
追いかける立場の中の一人のライダーが立て続けに勝つことなく
ライバル達が勝利を分けていくことになれば、トルコ人として
初のワールドチャンピオンになってもおかしくないと
思います。

そういえば、彼がヤマハのR1でSTK1000をやっていた時に
元ワールドチャンピオンのピロバーノが『このライダーは
いいライダーだ。SBKに行っても戦える能力がある。』と
話していたときに私は半信半疑でしたが、今にして思えば
99年のSSのワールドチャンピオンは正しかったんだな
と思えます。

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