イタリア選手権とFIMカップストック1000選手権を
戦ったルーカ・スカッサが今年はアメリカに渡り、
新しい挑戦を始めます。

今季のSBK世界選手権に関して言えば、MVアグスタが
オーストリアのクリスチャン・ザイゼルのライディングで
参戦をしますが、メーカーのコミットは限定的というのが
大方の見方。近い将来にルーカ・スカッサと共にイタリアの
チームでイタリア人を走らせてワークス参戦というのが
彼らにとっての希望と夢の複合体と言えるでしょう。

そのスカッサですが、アメリカでは勝利というのはできたに
越したことはありませんが、主たる目的はやはり開発。
高いレベルまで競争力を高めてからメーカーと共に
世界選手権で戦いたいと考えているのでしょう。

そのMVアグスタのアメリカでのタイヤについてダンロップを
使うという話が入ってきました。まぁ、アメリカで参戦する
となるとマテリアルやスポンサーの関わり方に濃淡が
出るものであるし、希望と現実との間で納得できる
決断を出さなければいけないのでしょう。

アメリカでの戦い、ピレリからダンロップへの変更など
今年の彼の一年がどういう活動になるのか。

実りの秋を迎えてイタリアに戻るのか、忘れたい一年に
なるのか、見守りたいと思います。

コメント