メルボルンのSF。何とゴンザレスが(それも簡単に)
勝ち、決勝に進みました。

日曜日の午後の相手は世界王者ロジャー・フェデラーです。

数年前のゴンザレスのプレイというのは、いわゆる典型的な
南米のクレーコーターのそれでした。しかしながら、この大会の
彼は違います。様々な球種を使い、ゆるいボールを交えて
リズムを作り、創造性のある試合を展開。新しい彼の姿が
見えます。

今まで通用していたこと、体になじんでいたこと、
やり続けていた戦術などを変えて、さらに新しいテクニックを
習得するというのは難しい作業だと思いますが、勇敢に
この宿題に取り組み、冷静にことを運んで、身につけて
それをライバルの攻撃や守備に応じて実践することで
このような成績を上げて、決勝への切符を入手しました。

さて、止まることのないフェデラーエクスプレスに
急停車させることはできるのでしょうか。ラリー・
ステファンキというコーチのアイデアや意見をどう
消化して、世界ナンバーワンプレイヤーに立ち向かうのか
日曜日が待ちどおしい私です。

もし、優勝なんてことになったら彼の母国ではテニスが
よりポピュラーになり、協会やITFなどはさぞ喜ぶことでしょう。

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