スーパースポートのチームの情報を入手するのは
難しかったりするのですが、藤原とアルフォンシに
関するニュースが入ってきました。

二日間のヴァレンシアテスト。藤原は昨年の不完全燃焼感を
吹き飛ばすようなタイム。今年チームに加入したアルフォンシは
ホンダのスーパースポートマシンデビューとなるのですが、
上々のタイムを記録しています。

今季ホンダは三チーム六台にワークス待遇を与えていると
言われている中で、このローマのホンダ系チームは新たな
チャレンジに出ています。

チームマネージャーのサルバトーレ・ジョルダンディーノは
カタールから始まる新シーズンに向けてサスペンション
メーカーの変更という手を打ってきました。

新しいパートナーはオーリンズ。ホンダCBRを使用する
各チームは各々今までのお付き合いや品質、サポート体制など
様々な理由から契約メーカーを決定するのですが(サスペンション
だけに限らず、それ以外の多くの部品に関しても同様です)
昨年までのショーワからオーリンズに変更して、今季の
戦いに臨みます。

このチームはヤマハからホンダにスイッチしてから通産二勝。
(初勝利はファビアン・フォレの素晴らしいライディングで
挙げた05年のアッセン。二勝目はヨアン・ティべりオの
走りで奪った昨年のモンツァ。)
昨年までのパッケージとライダーラインナップから積み重ねたり
引いたりしながら、今季のタイトル獲得を目指します。

藤原のタイムは1分37.430
アルフォンシは1分38.520
色々なことを探りながらマシンを改良しつつタイムアップを
果たしていきました。

アルフォンシは今まで圧倒的にリッターバイクに乗っていた
ことが多かっただけに(STK1000をR1で王者になり、
昨年はイタリア選手権のSBKをドゥカティで参戦。)
マシンに慣れることとチームの仕事の進め方を覚えることを
学習したテストセッションのようでした。

さぁ、このサスペンションメーカーの変更とアルフォンシの
加入がどういう化学反応を見せるのか、楽しみです。

お楽しみはこれからだ。

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