ウィリアムス姉妹がいろいろなことが重なり、コートで
見なくなり、ダベンポートも故障が続き、さらに妊娠。
年末のWTAのランキングを見たら、トップ10どころか
トップ20にアメリカ人プレイヤーの名前がないランキング
となっています。

最新のランキングではダベンポートが25位で、その次の
アメリカ人というのはショーグネッシーの37位。まぁ、
ダベンポートはこれからプレイすることはないだろうから、
アメリカ人のトップは世界で37番目ということになります。

それに比べて元気なのがロシアですね。ミスキーナの不調
が気になりますが、彼女一人低調なシーズンを送っても
替わりはたくさんいて、なんとトップ10にシャラポバ、
クズネツォーバ、ペトロバ、ディメンティエバの四人。
トップ100に十六人というとんでもない豊富なラインナップ。
のし上っていこうというパワーだったり、同じ磁場を有している
もの同士の高いライバル意識などがこういう状況を生み出している
のでしょうが、アメリカの不在とロシアの勃興というのが
鮮やかな対比を見せています。

プレイを見ていても、頂上に進みたいとかハングリーガッツ
といったものが滲み出ていて見ていて熱を感じるのが
ロシア人ですね。まぁ、技術や体力が一緒だったら、
勝利に対する欲望の強い方が勝つでしょうし、たくさん
稼ぎたいと思うほうが球際にも強くなるのは当然なわけで、
こういうランキングに反映されるのかなと思いますね。

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