チームアンガイアがヨーロッパ選手権だけでお茶を濁す
つもりはさらさらなく、125と250で世界の舞台に
戻ってくることになりそうです。

でもって、そこで250のライダーとして走りそうなのが
ヤクブ・シュムルツ。今年はヤクブはアプリリアのマシンで
GP250.弟のマテイはFIMカップSTK1000での活動だったのですが、
十月の段階ではどうやら兄弟そろって同じチームでヤクブが
ホンダCBR600でスーパースポートで走る話がかなりの確度に
なっていましたが、その後の経過や関係各方面との話し合い
などを経て、どうやらヤクブに関してはチームアンガイアで
GP250ということになりそうな気配です。(まだ確定では
ありませんが)

私は弟のマテイはさほど評価していませんが、兄のヤクブに
関しては高く評価していました。しかしながら、今年の
シーズンは彼が250に乗り始めて以来、パッケージ的には
最良のものと言えたにも関わらず、思ったほどかっ飛ぶことが
できずに私の中で少し評価を下げました。

レース業界の中でもおそらくそう考えている人がいたこと
でしょう。アプリリアであり、エンジニアがノッチョリ(
ロッシと共に125を制し、カピロッシと一緒に250を
獲った切れるエンジニア)が一緒だったにも関わらず、
今二つだったのはダンロップだけが理由ではないと思います。

今日においては、チェコ人ライダーというとむしろ、
ルーカシュ・ぺシェックの方が評価されている傾向があります。

今二つだったライダーのシュムルツが乗れるバイク、働ける
チームということから、こういう選択になるのかなと思いますが
ちょっと残念な気がする私です。

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