2−2のタイで迎えた最終戦を普段感じないプレッシャーの
中でサフィンはコートに入りました。
寒さの厳しいモスクワの室内コートは外気とは違い、熱気と
緊張感で暑さを感じながらのプレーとなりましたが、
初日のシングルスを落としながらも、この試合を経験を活かして
勝利して、ロシアにタイトルをもたらしました。

国別対抗戦という舞台。そして世界一決定戦という局面。
やりがいもあるがプレッシャーもある試合ですが、これを
制して3−2でロシアが2006年シーズンのデビスカップ
チャンピオンとなりました。

昨年がクロアチア対スロバキアという対戦で、今年は
昔からテニスが強かった国の対決。昨年から今年のデビスカップ
というのは、小国と大国の浮き沈みやほんの僅かな差が
ワールドグループでは勝敗を分けることになることなどを
教えてくれた気がします。

デビスカップの公式ホームページでサフィンのインタビューを
聞いていたのですが、まぁ、肉体的にも精神的にも大変だった
んだなと思いますね。日本にもサフィンファンは多いと思いますが
どう感じたのでしょうか。

ロシアという国のひとつのいい部分を感じたデビスカップ
ウィークでした。

コメント