馳浩というプロレスラーであり、国会議員が石川県で
プロレスラーとしての地元の最後の試合をした時のこと。
リングサイドに元総理大臣の森がいたのですが、その
彼に対して、馳の対戦相手の悪役レスラーが森氏に対して
『森!悪そうな顔をしているな!』などと叫び、場外乱闘
の時にはこの元総理大臣に突っかかっていきました。

まぁ、ことの是非はともかくとして、行動力とか職責
というもののレベルの高さを感じさせてはくれました。

そんなことをしていた悪役を仕事としているプロレスラー
に対して、かつての名レスラーで日本でも人気のあった
アメリカ人のスタン・ハンセンが

『あんなことをアメリカで大統領にやったりしたら、
指一本触れた時点で射殺されても文句は言えない』と
発言していたようです。

首相在任期間の最後は支持率も一ケタであり、政治家と
しての人気度が低かった森氏とそれにつかかって行く
悪役プロレスラーのあり方というのは日本を主戦場に
していたとはいえ、アメリカ人のスタン・ハンセンには
理解できずに、アメリカ人としての印象を素直に
口にしていたのですが、私の感想というのは、
リングサイドに観戦に来ていた不人気だった総理大臣に
汚いことを言っても、場外乱闘の時に絡んでいっても、
銃殺されることのない日本というのはアメリカよりも
興行が行われる土壌という部分ではいい国なのではないか
と思いましたね。

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