かつて、GPの125と250で走っていたステーファノ・
ペルジーニの姿を見なくなって結構な年月が過ぎました。
あのローマ人と元カノ、両親と仲が良かった私はさみしい
思いをしていましたが、イタリアのメディアから意外な
ニュースが入ってきました。

今週はヴァレンシアでスーパーバイクとスーパースポート
のテストが行われているのですが、そこでテストをするはずの
ヤマハジャーマニーのケビン・カーテンの姿はなく、
ブロック・パークスはオフィシャリーにタイムを計測し、
発表していません。

そこでペルジーニがR6を走らせるのではないかという
話が出ています。

GPの125と250で走っていた彼ですが、4ストロークの
600を走らせた経験はありません。そして、ずっと浪人生活
を強いられていました。まぁ、強いられていたというか、
お金を払ってまで乗りたくないと考えていて、10万ユーロを
超える額を用意できないし、あくまでお金をもらって走るという
意識が強かったので、サーキットから姿を消していて、
他のライダーのように、イタリア選手権で走ったりすることも
なく(イタリアのスーパースポートなんていうのは、かつての
世界選手権のレギュラーライダーが多くてレベルが高いのですが)
ローマ近郊のスートリというところで過ごしていたようです。

かつて、ミザノアドレアーティコでアーロン・スライトが
病気でシーズン前半スーパーバイク世界選手権に出られないとい
うことになったときに、代役候補として、一度だけホンダの
SBKマシンをテストで走らせたことがありますが、600のヤマハの
マシンを走らせる姿というのは何か想像できない私です。

ケビン・カーテンの契約は延長されたものと考えていて、
ホンダ対ヤマハの激しいバトルが再現され、その戦いの
主人公の一人はカーテンだと思っていただけに驚きと同時に
この裏にあるものは何かと考えてしまう私です。

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