先月行われたAIGオープンの記事が日本のテニス雑誌の
ほとんどを占めていて、その記事の大部分が世界ナンバーワン
プレイヤーのフェデラーに関するものでした。

というわけで、本屋の棚にはフェデラーの写真がいっぱいですね。

日本人でプレイヤー人口は多いけれど、お金を払ってまで
見ようとする人の数はいかほどかと思っていました。
日本人の男でシャラポワは見たいと思う人が多い。高性能な
デジカメであのロシア娘を撮りたいという数はかなりの
ものがあるだろう。しかし、世界チャンピオンのスイス人
を見るためにどれだけ人が来るのだろうかと思っていましたが、
かなりのお客さんが詰め掛けました。

そして、彼のプレイを見た人のほとんどは王者のプレイを
満足して見て帰っていきました。

かつての馬場さんや猪木さんがマットにいた時のとりわけ
地方都市での観客動員力というのはすごいもので、そのために
かなり無理してマットに上がっていました。

全盛期は過ぎていても、会社や組織の長としての立場を
考えると、とりわけ地方ではやはり、少しでもリングに
上がる必要性があったことを彼らは肌感覚と金銭面で
よく理解していました。

大会関係者がフェデラーが色々な意味での商品訴求力
を持っているのか理解して引っ張ってきたとしたら大した
プロデュース姓とブッキング能力を持っていたんだなと
思いますね。

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