もてぎに行っていて毎回思うのはレース実況についてですね。
今回思ったのは外国籍のライダーについてのこと。

ピエール北川という人がレースの実況をしていたようですが、
今回結構な額を出してタイトルスポンサーとなっていたのが
イタリアのブランドのA-STYLEという会社。これを彼は
『エースタイルと呼ばないでくださいね。アースタイルと
呼んでください。』なんて話していました。まぁ原音通り
あるいはそれに近い発音で紹介しようと意思が感じられました。

それはそれでわかるのですが、では何でデルビに乗る125の
ライダーをルーカシュ・ペシェックとチェコ語読みすること
なく、ルーカス・ぺセックと英語読み(あるいはローマ字読み)
するのか、ガボール・タルマッチのことをタルマクチと
発音するのかという疑問が強く残ります。

何だか払ってくれて影響力のある大きな組織や会社には
気を使っているけれど、それほど使う人が少ない言語で
発音するべきライダーに対しては気を回さないような気がして
嫌な気分になりました。

そして、それなりの収入を得ている彼がそういった
チェコ語なりハンガリー語での氏名の紹介をしなくて、
何でただの趣味でこんなブログをやっている私ができるだけ
原音に近い表記や発音をしているのだろうか。

お金をもらっている人で広く多くの人に情報を発信している
立場の人にはそれなりの責任があると思うだけどなぁ。

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