寒いオランダである。朝に雨も降り、関係者もイタリア人、
スペイン人は寒さに奮えるアッセンとなった。

そんな気温も路面温度も低い中行われた予選二回目。
いつもなら初日のタイムをさらに上回るタイムをセッション中盤
に叩き出し、さらに最後の最後にソフトタイヤと空タンク
に近い状態でライバルに大きな差を出すフランス人のタイムが
上がらない。一体何があったのだろうか。変わって居ないのは
彼の子供の元気の良さとかわいさだけであった。

前日のタイムがスペシャルで他のライバルがぬけそうにないので
レースセットアップに専念して、タイムアップを控えたという
ことであるなら43秒台も納得できるなと思いながら、誰が
彼の初日の41.9を抜けるのか見守る。

今回初日の好調さを維持してシャーペンティエに接近したのは
やはりヤマハジャーマニーのカーテンであった。徐々に
タイムアップを果たし、シャーペンティエに及ばなかったものの
42フラットまでタイムアップ。二番手となった。

三番手にやはりヤマハジャーマニーのパークス。チームメイト
にコンマ一秒差の三番手。一列目最後はティべりオのホンダ
であった。

五番手にホンダのハームス、六番手、七番手に前日のタイムを
更新できなかったホージースズキの二人アンデルセンとべネマン。
八番手に轟音を響かせてトップスピードの利を活かした
ザイゼルのドゥカティ。九番手にソフオグル。トップテン最後は
ヴィッツィエッロであった。

藤原はというとこれが十五番手。日本のファンには寂しい
予選であった。

コメント