足の治りが完璧とは言えないセテ・ジベルナウはブルノで
ドゥカティを走らせません。早く治す、あるいは、少々無理して
でも戦うということを選ばずに肉体的に完璧な状態に戻すことを
選んで欠場ということになりました。

気になる代役ですが、アレックス・ホフマンがダンティン
ドゥカティから走らずにマールボロドゥカティに移り
ジベルナウのマシンを走らせることになりました。

ドイツの隣国で開催されるグランプリであり、すでにあの
マシンを走らせた経験があり、それ故にブリヂストンタイヤの
特性を理解しているライダーというのは契約的な縛りが
厳しくなければ引っ張って走らせて見たいと思う人が
多かったのでしょう。

まぁ、この背の高いドイツ人は私を見ると

『チャオ!イタリアーノ』なんて声を掛けてくれてイタリア語で
話をするような仲です。(知らない人がドイツ人ライダーと
日本人がイタリア語で会話している様子を見るとおかしい
と思えますが、我々は何年もこんなことをしているので、
極めてノーマルなんですけどね)まぁ、彼の性格と外国語の
能力から考えてイタリア人の多いイタリアのチームでやって
いくのも問題ないことでしょう。

ジベルナウの負傷ということで廻ってきたチャンスですが、
ぜひモノにして欲しいと思いますね。

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