円の安さでもってヨーロッパ市場で日本製の商品をたくさん
売っていい思いをする人や企業がたくさんあるようですが、
止まることのない原油高がかなり色々な人や企業の思惑を
打ち砕きつつあります。

バイクのレースの世界というのは当然、日本のバイクメーカー
や様々な部品メーカーによって成立しているのですが、商品を
作り、信頼性や品質面で高い評価を得たとしても、これが
日本から、あるいは近年では日系企業の中国工場からヨーロッパ
に輸送する時に輸送コストという面で、現今の原油価格の
高騰が二年前に考えていたときと比べてとんでもないことに
なっているわけで売値の変更と上昇ということをリアルに
考えることになってしまっています。

大メーカーでこういったことに相当シビアに対策と方法論を
考えなければいけないわけで、これが中小企業や零細企業
となると存亡の危機になっていてもおかしくないですね。

そんなことを考えていて、一方でコンビニは二十四時間
営業の店で原油価格が安かった時期と今とで売っている商品
に値段の差がなかったりするのは、果たしていいことなのか
と思ってしまいます。

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