スーパーバイク世界選手権の参戦メーカーには色々な考えや
思惑があって、近い未来と遠い将来のテクニカルレギュレー
ションの策定に各々の考えや方向性を持ち寄って同業他社の
メーカーの責任者、フラミーニ氏、国際モーターサイクル
協会といった関係者が話し合いを持っています。

ドゥカティというメーカーが999を走らせて、タイトルに
近づきつつありますが、このエミリアロマーニャのスタッフは
現行のマシンによる参戦を近い将来取りやめて、早い時期に
1200ccマシンの開発と市販マシンの販売、そして、
スーパーバイク世界選手権への参戦を考えています。

イタリアの隣国オーストリアではオフロードの世界では
高い名声を有しているKTMがスーパーバイク世界選手権への
参戦に興味を抱いています。しかし、彼らが望んでいるのは
リッターバイクによる戦いではなく、彼らが販売し、
高い収益に結びつく1200ccという排気量のバイク
での戦いです。

750ccのバイクが姿を消し、リッターバイクによる
戦いが続いているSBK世界選手権ですが、さらなる排気量
アップを考えて、自社の製品の販売および技術力の証明を
図ろうとしています。

イタリアのドゥカティ、オーストリアのKTMといったメーカーの
考え方というのは割りに目につき、理解しやすいのですが、
では日本メーカーはどう考えているのでしょうか。

イタリアの一部で報道されているようなファイアブレードという
リッターバイクの後釜として、VTR1200SP3が2007
年の開幕戦のサーキットに姿を現すのでしょうか。

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