土曜日のウィンブルドンの女子シングルス決勝戦。
フルセットになった試合でしたが、どうも息詰まる熱戦
という感じを受けずに割りに簡単に流れが変わって勝敗
がついた感じがしました。

序盤好調だったエナン・アルデンヌでしたが、どうも
途中から崩れた印象が強い。そのベルギー人が思ったように
ファイトできなかったところに付け込んだモーレズモが
勝ったというのが率直な印象です。

まぁ、モーレズモがファイトバックして劣勢を巻き返して
ぶち破ったという感じではなく、エナンが調子を落とした
そして試合も失った。そんな気がします。

もちろん、相手のペースが落ちたり、変調を起こしたときに
しっかり相手を叩いたという意味ではモーレズモはウィナー
に値するのでしょうが、歴史的な名勝負とは言えないあっけない
展開でした。

まぁ、すべてのウィンブルドンの決勝が名勝負になるとは
限らないことを実証したゲームだった気がしました。

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