藤原日本へ。サンナミザノへ。
2006年6月13日 スポーツイギリスでのクラッシュの回復が思わしくない藤原の代役は
誰になるのだろうかと世界中のレースファンが考えていた
のですが、少々意外な名前が出てきました。
今季、イタリア選手権でホンダの600でスーパースポート
クラスを戦うシモーネ・サンナが代役としてメガバイクカラーの
CBR600を駆ることになりました。
今年世界王者を目指す藤原にとってはカタールでのクラッシュ
とオーストラリアの不出走、さらに今回の怪我とノーポイント
レースが続き、シャーペンティエの王者の走りを離れた場所
で見るシーズンになってしまいました。
能力のあるライダーでも時局に乗れないと、こういったことに
なってしまうのだなと思いますね。
でもって代役のサンナについて触れると、私と彼は会えば
話をするような仲であり、いいライダーの有するある部分を
持っているとは思います。
それはまぁ、実戦的であるという点と、ドライでもウェット
でも走れるという部分なのですが、125の2ストロークマシン
での活動が長かったというのが、今日のレースシーンにおいて
ネガティブになっている気がしますね。
IRTA&DORNA体制のMotoGPで、125ccは若年層のライダーに
よる選手権という位置づけがされてしまった。私はベテランや
中堅クラスのライダーでも125のスペシャリストがいたり、
資金的な裏づけやチーム体制などの関係で250はできないが
125で速く走ることができるライダーを排除してしまう
方策になっていて、一貫してこのあり方に否定しています。
若いライダーだけが走れるようなシステムの下でサンナのよう
なライダーが長年走っていた125で活動できなくなってしまい
ほかのカテゴリーを考えてスーパースポートでの参戦形態を
選ぶことになった。しかし、なかなか慣れ親しんだポジション
から違うポジションをやることにフィットできるサッカー選手
や野球選手がいる一方、それが難しいプレイヤーもいます。
サンナには難しいポジションチェンジということになっています。
昨年のイタリア選手権でスーパースポートクラスで王者になり、
本来持っているスキルを600ccマシンにアジャストできる
ようになったのか、あるいは道具の良さとライバルの脱落で
王座を拾ったと言えるのか。藤原やティベリオが走らせた
マシンで彼の実力が測定されようとしています。
難しいが、大きなチャンスであり、ターニングポイントに
なりそうな気がします。
誰になるのだろうかと世界中のレースファンが考えていた
のですが、少々意外な名前が出てきました。
今季、イタリア選手権でホンダの600でスーパースポート
クラスを戦うシモーネ・サンナが代役としてメガバイクカラーの
CBR600を駆ることになりました。
今年世界王者を目指す藤原にとってはカタールでのクラッシュ
とオーストラリアの不出走、さらに今回の怪我とノーポイント
レースが続き、シャーペンティエの王者の走りを離れた場所
で見るシーズンになってしまいました。
能力のあるライダーでも時局に乗れないと、こういったことに
なってしまうのだなと思いますね。
でもって代役のサンナについて触れると、私と彼は会えば
話をするような仲であり、いいライダーの有するある部分を
持っているとは思います。
それはまぁ、実戦的であるという点と、ドライでもウェット
でも走れるという部分なのですが、125の2ストロークマシン
での活動が長かったというのが、今日のレースシーンにおいて
ネガティブになっている気がしますね。
IRTA&DORNA体制のMotoGPで、125ccは若年層のライダーに
よる選手権という位置づけがされてしまった。私はベテランや
中堅クラスのライダーでも125のスペシャリストがいたり、
資金的な裏づけやチーム体制などの関係で250はできないが
125で速く走ることができるライダーを排除してしまう
方策になっていて、一貫してこのあり方に否定しています。
若いライダーだけが走れるようなシステムの下でサンナのよう
なライダーが長年走っていた125で活動できなくなってしまい
ほかのカテゴリーを考えてスーパースポートでの参戦形態を
選ぶことになった。しかし、なかなか慣れ親しんだポジション
から違うポジションをやることにフィットできるサッカー選手
や野球選手がいる一方、それが難しいプレイヤーもいます。
サンナには難しいポジションチェンジということになっています。
昨年のイタリア選手権でスーパースポートクラスで王者になり、
本来持っているスキルを600ccマシンにアジャストできる
ようになったのか、あるいは道具の良さとライバルの脱落で
王座を拾ったと言えるのか。藤原やティベリオが走らせた
マシンで彼の実力が測定されようとしています。
難しいが、大きなチャンスであり、ターニングポイントに
なりそうな気がします。
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