男子の十万ドルチャレンジャーですが、これが第一シードと
予選上がりという好対照な組み合わせになりました。
ロビン・ヴィクは二回戦がフルセットにもつれた以外は
割りに簡単に相手を下して決勝まで来ました。今日のSFでも
好調ぶりを持続して、小雨が降ってきて、試合が遅れた
影響も彼のメンタルに影響を与えることもなく、ストレートで
勝ち上がっています。

そして、相手のヤン・へイェクですが、少々のバックサイドの
ボールなら周り込んで叩き込むフォアを武器に予選からの
快進撃を続けています。

今日の対戦相手のエコノミディスはQFでトーマシュ・ツィブを
倒してSFに上り詰めてきたプレイヤーで調子が良かったはず
ですが、ほぼ試合を一方的に進めて、一度も崩れることなく
ストレートで決勝に来ました。

女子ですが、エストニアのカネピとイスラエルのピアーの
対戦はピアーがカネピを下しました。カネピはバルトリ戦、
カメリン戦で決まっていたフォアのクロスの強打が打てない
展開で逆にエラーが目立つようでは、劣勢を強いられましたね。

もう一つの準決勝のストーサーとペンの対決はストーサーが
フォアの強打で圧倒しました。私がかつて日本で見たときの
彼女とは体つき、動きの速さなど別人と思えるほど進化を
遂げています。

どちらの試合も楽しみなバトルになりそうです。
ドイツとイタリアの大会に目が行っている日本のテニスファン
が多いと思いますが、楽しい一週間のグランドファイナルと
なります。

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