スーパーバイクイタリアラウンドSS二日目
2006年5月9日 スポーツ金曜日の予選を終えて、土曜日は雨か曇りという話が出ていた
モンツァ。天候を気にしながら、迎えた予選二日目である。
早朝のモンツァはひどく冷え込んだが、スーパーバイクの予選が
始まる頃には春の終わりの陽気である。午後一時十五分スタートの
SSの予選は熱気で包まれた。
暖かいどころか暑いと思える天候は予想を超えていたのか、
各チームのライダーがセッションが始まり、しばらくしてから
ピットイン。予想を超える路面温度と集団で走るのを嫌う
ライダーが続々ピットインし、セットアップやタイヤ選定に
忙しく動き回る。
セッション中盤に入ったあたりから、前日にそれほどいいタイム
で走れていないライダーが懸命のアタックに入る。
そして、例のごとく王者がセットアップを決めて、ライバルに
衝撃の一撃を与えるためにコースイン。
ライバルの出鼻をくじく信じられないタイムをたたき出し、
やる気を奪うフランス人はこの日もすぐに最高のタイムを叩き
出す。何と50秒5である。ニューレコードという表示が
全てのチームのラップタイムモニターに映し出される。
これを見てあきれるものが多いがあきれてばかりもいられない。
予選残り時間が少なくなり、ソフトタイヤを使ってアタックを
掛ける。
藤原がホンダパワーと気合で51秒8まで持ってくる。
ティベリオもかなり藤原に近いタイムで走行。昨年のSTK600
で走っている彼も卓越した走りで首脳陣の期待に応える。
さらにハームスのホンダがタイムアップ。シャーペンティエ
のタイムに及ばないものの、自己ベストを更新していく。
残り六分を切ったところで、ロレンツィオーニバイレオーニの
二人がソフトタイアを装着。二人で引っ張り合いながら
のアタックを掛ける。
地元で気合十分。そして、先週のイタリア選手権で1−2
フィニッシュして事前のデータも持っているこの二人が
長いロングストレートを引っ張り合いながら、高速コーナー
をお互いの持ち味を活かしながらの走行である。
ヴィッツィエッロが一発目に出したタイムは51.7。
同時に走行して二周目に出したロッコリが出したタイムが
52秒フラット。見事なタイムであった。
シャーペンティエが王者の走りをして50.5。何かが
無ければ勝利は固いだろうが、二番手に藤原でもヤマハ
ジャーマニーでもなくヴィッツィエッロが来たのは驚きかも
しれないが、評価できる。見事なアタックであった。
三番手に藤原、四番手にカーテン。
二列目にロッコリ、ハームス、ソフオグル、ティベリオ。
ルギュエル、スティゲフェルトというトップテン。
カワサキ勢はまだやることが多く後方に沈み、ドゥカティは
不発であった。
決勝はいつものような予定調和になるのか、昨年のような
展開になるのか。天気予報は晴れ。シャーペンティエの
瞳はいつものように澄み渡っているように見える。
モンツァ。天候を気にしながら、迎えた予選二日目である。
早朝のモンツァはひどく冷え込んだが、スーパーバイクの予選が
始まる頃には春の終わりの陽気である。午後一時十五分スタートの
SSの予選は熱気で包まれた。
暖かいどころか暑いと思える天候は予想を超えていたのか、
各チームのライダーがセッションが始まり、しばらくしてから
ピットイン。予想を超える路面温度と集団で走るのを嫌う
ライダーが続々ピットインし、セットアップやタイヤ選定に
忙しく動き回る。
セッション中盤に入ったあたりから、前日にそれほどいいタイム
で走れていないライダーが懸命のアタックに入る。
そして、例のごとく王者がセットアップを決めて、ライバルに
衝撃の一撃を与えるためにコースイン。
ライバルの出鼻をくじく信じられないタイムをたたき出し、
やる気を奪うフランス人はこの日もすぐに最高のタイムを叩き
出す。何と50秒5である。ニューレコードという表示が
全てのチームのラップタイムモニターに映し出される。
これを見てあきれるものが多いがあきれてばかりもいられない。
予選残り時間が少なくなり、ソフトタイヤを使ってアタックを
掛ける。
藤原がホンダパワーと気合で51秒8まで持ってくる。
ティベリオもかなり藤原に近いタイムで走行。昨年のSTK600
で走っている彼も卓越した走りで首脳陣の期待に応える。
さらにハームスのホンダがタイムアップ。シャーペンティエ
のタイムに及ばないものの、自己ベストを更新していく。
残り六分を切ったところで、ロレンツィオーニバイレオーニの
二人がソフトタイアを装着。二人で引っ張り合いながら
のアタックを掛ける。
地元で気合十分。そして、先週のイタリア選手権で1−2
フィニッシュして事前のデータも持っているこの二人が
長いロングストレートを引っ張り合いながら、高速コーナー
をお互いの持ち味を活かしながらの走行である。
ヴィッツィエッロが一発目に出したタイムは51.7。
同時に走行して二周目に出したロッコリが出したタイムが
52秒フラット。見事なタイムであった。
シャーペンティエが王者の走りをして50.5。何かが
無ければ勝利は固いだろうが、二番手に藤原でもヤマハ
ジャーマニーでもなくヴィッツィエッロが来たのは驚きかも
しれないが、評価できる。見事なアタックであった。
三番手に藤原、四番手にカーテン。
二列目にロッコリ、ハームス、ソフオグル、ティベリオ。
ルギュエル、スティゲフェルトというトップテン。
カワサキ勢はまだやることが多く後方に沈み、ドゥカティは
不発であった。
決勝はいつものような予定調和になるのか、昨年のような
展開になるのか。天気予報は晴れ。シャーペンティエの
瞳はいつものように澄み渡っているように見える。
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