スーパーバイク世界選手権イタリアラウンドSBKレース2
2006年5月8日 スポーツレース1を奪い満足感と気合がみなぎるドゥカティ陣営。
悔しさを晴らしたいスズキ軍団。そして、ヴァレンシアの
暗黒から光が見えたクラッフィホンダのチームクルー。
着ている服が明るくなり、暑さを感じる中始まったレース2。
スタートをしっかり決めたのはやはり、二人のトロイ。
そして、レース1のリプレイを見ているようにスタートをミスった
バロス。気合十分で先頭を奪おうとした一列目スタートの
ラコニ。レース1と違ったのは多重クラッシュなく、一周目の
一コーナーをクリアしたことであった。
ベイリスとコーサーに食らいついていったのがヤマハR1を駆る
芳賀。実際、このレースにおいて、レース序盤から中盤までの
高速コーナーでの闘志溢れるコーナーリングは素晴らしく、
二人のトロイにとって厄介な相手となっていた。
しかしながら徐々にペースダウンを余儀なくされる芳賀。
その名古屋人を離して、二人のオージーのマッチレースとなって
いった。
今回もこの二人かよという声が聞こえてくるマッチレース
であるが、芳賀が離され、バロスの追い上げがレース1ほど
急なものでないだけに当然の帰結であった。
そのベイリスのドゥカティであるが、速さ、安定感抜群で
切れと美しさを感じさせる。モンツァパルコの美しい緑に
太陽の光と溶け合うゼロックスカラーのドゥカティの
典雅なことよ。
そのドゥカティがベイリスという乗り手によって光を増して
いる中、スズキのコーサーも懸命に昨年のチャンピオンマシンに
闘争心と息吹を与えるが、このモンツァにおけるイタリアンレッド
の速さに一歩足りない。
結局、後半スパートを掛けてリードを奪い、その差を保った
ベイリスがレース1に続いて優勝。何とヴァレンシアのダブル
ウィンもあったので四連勝である。
二位にできうる限りの最良の走りをしたコーサー。
三位には後半我慢の走りを強いられた芳賀であった。
以下、反撃が遅かったバロス、トーズランド、ピット、
ムジェリッジ、二エト、ウォーカー、ロルフォという
トップ10であった。
ウィナーの僚友のランツィは11位。ランナーアップの
コーサーのチームメイトの加賀山はリタイア。
マックス・ビアッジ待望論がイタリア人の間で聞こえてきている
が、うまく行っているチームに化学反応が必要なのか、
タイトルを争っているライダーよりがめつさや欲の深さが
人一番強いであろう(これはライダーにとって必要な要件で
あるが)ローマ人ライダーの加入がいいことかどうか落ち着いて
考える必要があると思う私である。
ストップアンドゴーのヴァレンシアでも二連勝。ハイスピード
コースのモンツァもダブルウィン。ベイリスとドゥカティは
強さを見せ付けている。次はシルバーストーン。
オーストラリアからイギリスに渡って、そこで認められて、
評価されたベイリスの第二の地元である。
悔しさを晴らしたいスズキ軍団。そして、ヴァレンシアの
暗黒から光が見えたクラッフィホンダのチームクルー。
着ている服が明るくなり、暑さを感じる中始まったレース2。
スタートをしっかり決めたのはやはり、二人のトロイ。
そして、レース1のリプレイを見ているようにスタートをミスった
バロス。気合十分で先頭を奪おうとした一列目スタートの
ラコニ。レース1と違ったのは多重クラッシュなく、一周目の
一コーナーをクリアしたことであった。
ベイリスとコーサーに食らいついていったのがヤマハR1を駆る
芳賀。実際、このレースにおいて、レース序盤から中盤までの
高速コーナーでの闘志溢れるコーナーリングは素晴らしく、
二人のトロイにとって厄介な相手となっていた。
しかしながら徐々にペースダウンを余儀なくされる芳賀。
その名古屋人を離して、二人のオージーのマッチレースとなって
いった。
今回もこの二人かよという声が聞こえてくるマッチレース
であるが、芳賀が離され、バロスの追い上げがレース1ほど
急なものでないだけに当然の帰結であった。
そのベイリスのドゥカティであるが、速さ、安定感抜群で
切れと美しさを感じさせる。モンツァパルコの美しい緑に
太陽の光と溶け合うゼロックスカラーのドゥカティの
典雅なことよ。
そのドゥカティがベイリスという乗り手によって光を増して
いる中、スズキのコーサーも懸命に昨年のチャンピオンマシンに
闘争心と息吹を与えるが、このモンツァにおけるイタリアンレッド
の速さに一歩足りない。
結局、後半スパートを掛けてリードを奪い、その差を保った
ベイリスがレース1に続いて優勝。何とヴァレンシアのダブル
ウィンもあったので四連勝である。
二位にできうる限りの最良の走りをしたコーサー。
三位には後半我慢の走りを強いられた芳賀であった。
以下、反撃が遅かったバロス、トーズランド、ピット、
ムジェリッジ、二エト、ウォーカー、ロルフォという
トップ10であった。
ウィナーの僚友のランツィは11位。ランナーアップの
コーサーのチームメイトの加賀山はリタイア。
マックス・ビアッジ待望論がイタリア人の間で聞こえてきている
が、うまく行っているチームに化学反応が必要なのか、
タイトルを争っているライダーよりがめつさや欲の深さが
人一番強いであろう(これはライダーにとって必要な要件で
あるが)ローマ人ライダーの加入がいいことかどうか落ち着いて
考える必要があると思う私である。
ストップアンドゴーのヴァレンシアでも二連勝。ハイスピード
コースのモンツァもダブルウィン。ベイリスとドゥカティは
強さを見せ付けている。次はシルバーストーン。
オーストラリアからイギリスに渡って、そこで認められて、
評価されたベイリスの第二の地元である。
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