イタリア選手権開幕戦モンツァ パジェッレ
2006年5月2日 スポーツ125
葛原 10
PPを奪い、レースでも独走。見事な走りを見せモンツァに
日の丸をなびかせた日曜日。レベルの高いところで走らせたいが
必要なものが足りないのも事実である。走りの才能はないが、
お金を集める才能がある人やお金持ちの子供で走るチャンスに
恵まれている連中にライダーとしてのレベルの高さを見せつけた
レースウィーク。
STK1000
コルティ 9.5
決して完璧とは言えなかったR1をうまく操り、ベストでない
時にベターなタイムを出した能力は見事。決して楽な相手
ではないプラティキッツォを相手にバトルを展開し、
自分の持っている道具のいいところと勝たなければいけないと
いう強い心でつかんだ勝利。
プラティキッツォ 9
予選の好調ぶりは彼がカワサキのリッターバイクをしっかり
ものにして、メットツェラーのタイヤを理解して使用している
姿が明確に見えたものであった。決勝でも最後の最後まで
コルティを苦しめた走りを見せ、今後に期待を持たせた。
ゴイ 9
スズキのリッターバイクでSTK1000を走るという選択を
したかつてのGP125ウィナー。前半タイヤをセーブして
後半にトップグループに追いついた戦術は彼のキャリアが
そうさせた。冷静さが三位という順位をゲットさせたレース。
SS
ヴィッツィエッロ 9.5
予選での速さ、決勝でのレベルの高い走りと彼の持っている
能力が存分に発揮されたレース。コースアウトしそうになっても
集中してしっかりリカバーして、勝利を奪ったのは立派。
来週が楽しみである。
ロッコリ 9
ヴィッツィエッロと同等の速さと強さを見せたが優勝には
届かなかったモンツァ。しかし、最速ラップを記録し、
最後まで戦った姿は彼が600を走らせるイタリア人の
中で高い競争力を有していることを証明した。
ミッリョラーティ 9.5
シャープなコーナーリングとコーナーの脱出スピードを
見せつける二台のR1に対して、いかにも苦しみながらコーナー
リングしていくカワサキニンジャ。
しかしながら、トップスピードの高さとダンロップタイヤという
マテリアルを使って、決して勝負をあきらめずに最後まで
食らいついていった敢闘精神は立派。モンツァというロング
ストレートのあるコース、彼のライダーとしての能力の
高さなどをカワサキのネガティブさを打ち消して、堂々の
走りで表彰台をゲット。このレースのウィナーにはなれなかった
がヒーローは彼であった。
カネパ 6
ちょっと諦めが早すぎた感があったモンツァでのジェノベーゼ。
確かに予選一周走るのと、決勝をずっと走るのでは違いが
ありすぎたのは事実ではあるが、走ることで得ることも多いはず。
サンナ 6
昨年のイタリア選手権チャンプは光ることがなかった。
何か良くない状況なんだとすぐに他人にわかってしまう
他覚症状の高い彼であるが、マテリアルが本人の望むように
機能していない様が明らかであった。
SBK
チャウス 10
インクレディブルな予選。アンタッチャブルな決勝。
世界選手権のウィナー経験者はレベルの高さを段違いなもの
であると証明した。
アルフォンシ 9
先週、ヤマハフランスからR1でヴァレンシアを戦った
この若者はモンツァではドゥカティを駆って予選三番手。
日曜日には意外な好走を見せて何と二位をゲット。
若いライダーが走る場を求めて走り、走っているうちに
色々なものをつかむ典型的な例を見た思いがした。
続けること、チャンスをつかむこと、チャンスを得るために
色々なことにアプローチすることを実践した彼である。
ボルチャーニ 8
チームメイトが良すぎるともう一人のライダーはかすんでしまう
ことが明確に見て取れたモンツァ。彼のタイムも悪くはないが
同僚が良すぎたというところか。
決勝では二位は彼だと思っていたが、思わぬアルフォンシの
攻勢と好走に足元をすくわれてしまった。
ブリニョーラ 6
チャンピオンナンバーをつけて乗り込んだモンツァであったが
チャンピオンにふさわしいとは思えないレースであった。
葛原 10
PPを奪い、レースでも独走。見事な走りを見せモンツァに
日の丸をなびかせた日曜日。レベルの高いところで走らせたいが
必要なものが足りないのも事実である。走りの才能はないが、
お金を集める才能がある人やお金持ちの子供で走るチャンスに
恵まれている連中にライダーとしてのレベルの高さを見せつけた
レースウィーク。
STK1000
コルティ 9.5
決して完璧とは言えなかったR1をうまく操り、ベストでない
時にベターなタイムを出した能力は見事。決して楽な相手
ではないプラティキッツォを相手にバトルを展開し、
自分の持っている道具のいいところと勝たなければいけないと
いう強い心でつかんだ勝利。
プラティキッツォ 9
予選の好調ぶりは彼がカワサキのリッターバイクをしっかり
ものにして、メットツェラーのタイヤを理解して使用している
姿が明確に見えたものであった。決勝でも最後の最後まで
コルティを苦しめた走りを見せ、今後に期待を持たせた。
ゴイ 9
スズキのリッターバイクでSTK1000を走るという選択を
したかつてのGP125ウィナー。前半タイヤをセーブして
後半にトップグループに追いついた戦術は彼のキャリアが
そうさせた。冷静さが三位という順位をゲットさせたレース。
SS
ヴィッツィエッロ 9.5
予選での速さ、決勝でのレベルの高い走りと彼の持っている
能力が存分に発揮されたレース。コースアウトしそうになっても
集中してしっかりリカバーして、勝利を奪ったのは立派。
来週が楽しみである。
ロッコリ 9
ヴィッツィエッロと同等の速さと強さを見せたが優勝には
届かなかったモンツァ。しかし、最速ラップを記録し、
最後まで戦った姿は彼が600を走らせるイタリア人の
中で高い競争力を有していることを証明した。
ミッリョラーティ 9.5
シャープなコーナーリングとコーナーの脱出スピードを
見せつける二台のR1に対して、いかにも苦しみながらコーナー
リングしていくカワサキニンジャ。
しかしながら、トップスピードの高さとダンロップタイヤという
マテリアルを使って、決して勝負をあきらめずに最後まで
食らいついていった敢闘精神は立派。モンツァというロング
ストレートのあるコース、彼のライダーとしての能力の
高さなどをカワサキのネガティブさを打ち消して、堂々の
走りで表彰台をゲット。このレースのウィナーにはなれなかった
がヒーローは彼であった。
カネパ 6
ちょっと諦めが早すぎた感があったモンツァでのジェノベーゼ。
確かに予選一周走るのと、決勝をずっと走るのでは違いが
ありすぎたのは事実ではあるが、走ることで得ることも多いはず。
サンナ 6
昨年のイタリア選手権チャンプは光ることがなかった。
何か良くない状況なんだとすぐに他人にわかってしまう
他覚症状の高い彼であるが、マテリアルが本人の望むように
機能していない様が明らかであった。
SBK
チャウス 10
インクレディブルな予選。アンタッチャブルな決勝。
世界選手権のウィナー経験者はレベルの高さを段違いなもの
であると証明した。
アルフォンシ 9
先週、ヤマハフランスからR1でヴァレンシアを戦った
この若者はモンツァではドゥカティを駆って予選三番手。
日曜日には意外な好走を見せて何と二位をゲット。
若いライダーが走る場を求めて走り、走っているうちに
色々なものをつかむ典型的な例を見た思いがした。
続けること、チャンスをつかむこと、チャンスを得るために
色々なことにアプローチすることを実践した彼である。
ボルチャーニ 8
チームメイトが良すぎるともう一人のライダーはかすんでしまう
ことが明確に見て取れたモンツァ。彼のタイムも悪くはないが
同僚が良すぎたというところか。
決勝では二位は彼だと思っていたが、思わぬアルフォンシの
攻勢と好走に足元をすくわれてしまった。
ブリニョーラ 6
チャンピオンナンバーをつけて乗り込んだモンツァであったが
チャンピオンにふさわしいとは思えないレースであった。
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