いやはや勝負強いということは
2006年4月10日 スポーツ王ジャパンがWBCを制したときに思ったのは、タナボタでも
手に入れたチャンスは逃すつもりはさらさらないということ
でした。勝負師が数少なくてもチャンスを得ようとする
姿と絶好機をモノにする姿。すれが頂上に向かおうとする
もののありようでしょう。
スラヴィアプラハとスパルタプラハ。プラハをホームとする
両チームがセミファイナルを勝ちあがり、ファイナルに
やって来ました。
スラヴィアはチェスキーブデヨビッチとの激闘を制し、
スパルタはツノイモを割りに楽に下して、決戦の第一ラウンド
のサツカアリーナに乗り込んで来ました。
レギュラーシーズンも両チーム二試合をそれぞれのホームで
戦いましたが、これも互角。そして、当然栄冠をここまで
きて逃すことなどは考えるはずもなく、両軍疲れはあるものの
高いレベルの戦いをするであろう。その予想が各メディアで
されていました。
チェコ国歌の斉唱に続いて、ファイナルラウンドがスタート。
予想通り、両チームともに攻撃的な守りをして、ラストパスや
シュートを打たす機会が少なく、ピンチを未然で防ぐ戦いぶり。
均衡を破ったのはスラヴィア。見事にフルシュカがゴールを
奪いましたが、すぐにスパルタが攻撃的な布陣から力づく
でゴールに詰め寄りラングハンメルが叩いてゴール。
これで追いつき1−1へ。
第二ピリオドに入り、守備的な意識が高まってきたように
見える両陣営。なかなかシュートで終わる展開にならずに
膠着状態が続く。
どちらかというと、スパルタが押し気味で展開していく中で
中盤からチャンスを作り、ソボツカがゴールに押し込んで
2−1。このピリオドはその後、スラヴィアが中盤を支配
しながら終了する。
第三ピリオド。チャンスを作るものの、なかなか両チームとも
ゴールを割れなくて、重いムードが続く中、残り五分を切った
時間帯でフラサックがゴール前から左サイドから決めて、
3−1。大騒ぎのサツカアリーナである。
しかし、ゲームはこれで終わらなかった。すぐに攻撃的な
プレイでプレッシャーを掛けて、一分後にはメティックが
キーパーの左肩口を抜いて再び一点差に。
さらに、一分後にスパルタのディフェンスの集中力が切れて、
ゴール前でフリーで45度のポジションでパックをもらった
ぺトルがゴール前に。
もらったチャンスをみすみす捨てるようなプレイヤーは
チェコという国のレベルの高いアイスホッケーの世界で
しかも、ファイナルに残るチームのプレイヤーに存在しない。
まんまとシュートを叩き込んで、これで同点である。
3−1から二分ほどで3−3のイーブンとなった。
その後、お互い決めてを欠いて、ファイナルピリオドを終えた。
休憩明けのエキストラペリオド。恐らく作戦会議で両チーム
とも新しいシナリオを考えたのであろう。攻撃的な守備を
控える隊形と戦術となり、割りに相手にパックを持たせるが
激しくチェックにはいかない。
絶好のゴールチャンスが一度スラヴィアに、二度スパルタに
あったがものにできずに、10分を戦い終えて、ペナルティ
ショット戦に。
最初の2人が失敗に終わり、スラヴィアが先制するが、
スパルタも追いつき、スラヴィアが四人目が失敗に終わり、
逆にスパルタはゴールを決める。
スラヴィア五人目のシュートが失敗に終わり、ゲームエンド。
スラヴィアサイドからすれば、3−1か3−2で勝っていなければ
いけない試合を落とした痛い敗戦。
スパルタサイドからすると1−3で終わる可能性があった
試合をアタックを掛けて一点差に攻め寄り、もらったチャンス
を捨てるようなことはなく、きっちりものにして追いついて、
ペナルティショット戦で手に入れた想定外と望外のポイントが
執念とあきらめの悪さで手に入れた勝利であった。
ゴールに対する嗅覚を持っていないものが果実を手にできないこと
と、勝負は終わるまでわからないことを証明したような
試合であった。
手に入れたチャンスは逃すつもりはさらさらないということ
でした。勝負師が数少なくてもチャンスを得ようとする
姿と絶好機をモノにする姿。すれが頂上に向かおうとする
もののありようでしょう。
スラヴィアプラハとスパルタプラハ。プラハをホームとする
両チームがセミファイナルを勝ちあがり、ファイナルに
やって来ました。
スラヴィアはチェスキーブデヨビッチとの激闘を制し、
スパルタはツノイモを割りに楽に下して、決戦の第一ラウンド
のサツカアリーナに乗り込んで来ました。
レギュラーシーズンも両チーム二試合をそれぞれのホームで
戦いましたが、これも互角。そして、当然栄冠をここまで
きて逃すことなどは考えるはずもなく、両軍疲れはあるものの
高いレベルの戦いをするであろう。その予想が各メディアで
されていました。
チェコ国歌の斉唱に続いて、ファイナルラウンドがスタート。
予想通り、両チームともに攻撃的な守りをして、ラストパスや
シュートを打たす機会が少なく、ピンチを未然で防ぐ戦いぶり。
均衡を破ったのはスラヴィア。見事にフルシュカがゴールを
奪いましたが、すぐにスパルタが攻撃的な布陣から力づく
でゴールに詰め寄りラングハンメルが叩いてゴール。
これで追いつき1−1へ。
第二ピリオドに入り、守備的な意識が高まってきたように
見える両陣営。なかなかシュートで終わる展開にならずに
膠着状態が続く。
どちらかというと、スパルタが押し気味で展開していく中で
中盤からチャンスを作り、ソボツカがゴールに押し込んで
2−1。このピリオドはその後、スラヴィアが中盤を支配
しながら終了する。
第三ピリオド。チャンスを作るものの、なかなか両チームとも
ゴールを割れなくて、重いムードが続く中、残り五分を切った
時間帯でフラサックがゴール前から左サイドから決めて、
3−1。大騒ぎのサツカアリーナである。
しかし、ゲームはこれで終わらなかった。すぐに攻撃的な
プレイでプレッシャーを掛けて、一分後にはメティックが
キーパーの左肩口を抜いて再び一点差に。
さらに、一分後にスパルタのディフェンスの集中力が切れて、
ゴール前でフリーで45度のポジションでパックをもらった
ぺトルがゴール前に。
もらったチャンスをみすみす捨てるようなプレイヤーは
チェコという国のレベルの高いアイスホッケーの世界で
しかも、ファイナルに残るチームのプレイヤーに存在しない。
まんまとシュートを叩き込んで、これで同点である。
3−1から二分ほどで3−3のイーブンとなった。
その後、お互い決めてを欠いて、ファイナルピリオドを終えた。
休憩明けのエキストラペリオド。恐らく作戦会議で両チーム
とも新しいシナリオを考えたのであろう。攻撃的な守備を
控える隊形と戦術となり、割りに相手にパックを持たせるが
激しくチェックにはいかない。
絶好のゴールチャンスが一度スラヴィアに、二度スパルタに
あったがものにできずに、10分を戦い終えて、ペナルティ
ショット戦に。
最初の2人が失敗に終わり、スラヴィアが先制するが、
スパルタも追いつき、スラヴィアが四人目が失敗に終わり、
逆にスパルタはゴールを決める。
スラヴィア五人目のシュートが失敗に終わり、ゲームエンド。
スラヴィアサイドからすれば、3−1か3−2で勝っていなければ
いけない試合を落とした痛い敗戦。
スパルタサイドからすると1−3で終わる可能性があった
試合をアタックを掛けて一点差に攻め寄り、もらったチャンス
を捨てるようなことはなく、きっちりものにして追いついて、
ペナルティショット戦で手に入れた想定外と望外のポイントが
執念とあきらめの悪さで手に入れた勝利であった。
ゴールに対する嗅覚を持っていないものが果実を手にできないこと
と、勝負は終わるまでわからないことを証明したような
試合であった。
コメント