今、発売されているテニスマガジンで松岡修造が英語の
重要性を主張しています。私は彼のこの声を間違いなく
支持します。

テニスという世界では、冷戦が激しかったときから、旧
共産圏のプレイヤーも出場していました。80年代では
チェコからレンドル、シュミッド。スロバキアからメチージュ。
旧ユーゴスラビアからジボイノビッチといった男子プレイヤー。
女子のツアーではハンガリーからテメシュバリ、ブルガリア
からマレーバ三姉妹。そして、チェコからはマンドリコワです
ね。そんな彼らがインタビューで返答するときの言葉は何
であったか。

やはり、英語でした。

上記のプレイヤーでもドイツ語がわかる人もいるでしょうし、
ロシア語がわかる人もいるでしょうが、日本人の報道関係者や
ヨーロッパやアメリカのジャーナリストがインタビューを
する時には英語でやり取りをしていました。

日本人にとって、ヨーロッパでかなりドイツ語が通じることは
驚きでしょうが、私たちがドイツ語を学習するのは大変だと
思います。

また、旧ソ連では当然ロシア語が優勢ですが、これも難しい
言葉だと思います。

となると、やはり英語が簡単でシンプルでわかりやすく、
国際共通語として、みんなが手を出しやすいですね。

そして、やはり通訳を介するのではなく、直接英語で会話
した方が相手が心を開いてくれると思います。

私は英語という言葉は大嫌いですが、この点において、
松岡修造の意見に同意します。

まぁ、でも、その国にいったらその国で話されている言葉を
話すと喜ばれるし、心を開いてくれますね。と同時に
世界中どこへ行っても英語で通そうとする英語国民(とりわけ
アメリカ人は)アメリカ巨大資本と共に嫌われているなと
実感します。

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