F1という自動車産業がガチンコでやっているレースは
発祥のヨーロッパだけでなく、自動車業界や巨大スポンサーに
とって好ましい国や町で行われます。今週末の開幕戦は
バーレーンです。まぁ、払えるお金があって、古くからの
サーキットで安全性が今日のF1のパワーやスピードの基準に
合致しなくなってきているところでやるよりも払える人や国
であり、最近できたコースで安全性が最新のデータから
割り出されて作成された場所でやる方がいいと思う人が
多いのでしょう。私は貧乏性なのか、昔からのものが
機能しなくなってきてもやりくりしたり、補修したり
するのが好きですけどね。

バイクのレースはどうなのかなと思ったりしますが、
MotoGPに関してはトルコや中国での開催があり、
カタールでもやっていますね。まぁ、タバコ広告のことやら
開催保証金を出せる企業体やら受け入れ態勢の有無などが
あってのことなのでしょうが、少なくとも世界格式の
イベントとなると色々と世界標準にあわせる必要性というのは
あるわけで、経済力と共に必要とされるものもたくさん
あります。

でもって、考えるのはアジアの国での開催ですね。
今のところMotoGPに関しては日本、マレーシア、
中国という国で開催されています。
SBKではこれらの国では行われていません。

新しいマーケット、新しいサーキットはどこにできて、
いつからレースができるようになるのか。

ホンダとヤマハはインドという国に注目しているようです。
人口の多さ、そして、経済成長。英語が通じることや
日系企業に対して割りに好意的なところなどがあって
投資や工場建設の進展などが取り上げられています。

インドという国でバイクを売るために、サーキットが出来て、
そこで自社のバイクに乗った自国のヒーローが勝ち名乗りを
受けることが出来る日はいつになるのでしょうか。

イタリアという国でアプリリアに乗るビアッジやロッシの
おかげでスクーターの販売に成功したこと。
ヨネックスというテニスグッズのメーカーがタイで
スリチャパンの活躍でヨネックスの独特の形状のラケットが
テニス愛好家に広まり、将来のブレイクが期待できるジュニア
エイジのプレイヤーの多くがヨネックスのラケットを使用して
いることなど、日本のバイクメーカーがヒントにしている
ことは世の中にたくさんある気がします。

中国とインド。中国ではすでにレースも行われ、
中国人ライダーもワイルドカードで走っていました。
次はインドでしょうか。

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