オリンピックが終わってパラリンピックが始まります。
しかし、何だかなぁという気持ちが私の中で渦巻いています。
私が初めてイタリアに行ったのが97年。日本を離れる前は
イタリアという国は伝統的に左翼政党が強く、観光業が
三番目の産業であり、人がやさしいとか温かいということを
知っていたつもりでした。

確かに彼らは愛とか情熱という言葉を日常でよく使います。
しかし、だからといって障害者やお年寄りにやさしいシステム
が存在するかと言ったら、違いますね。

バリアフリー化が進んでいるものだと思っていた私には
信じられない光景が公共の場所に存在しました。
まぁ、バリアだらけ。

そして、変わらないし、変える気も感じさせないありよう。

彼らは確かに愛とか情熱という言葉を口にしますが、
それはサッカーとセックスだけに存在するような気がします。

そんな国で行われるパラリンピック。トリノだけはドイツや
スイスのように障害者の方々やお年寄りの人々の移動や
旅行しやすい体制を作ったのでしょうか。

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