世界王者が思ったことを思ったようにできるようになったら
タイムは簡単に出せる。それを全うした二回目のドライ
コンディションの予選でした。

世界王者のシャーペンティエがトップタイム。それも
彼一人二分三秒フラットという驚愕の一撃をライバル達に
見舞いました。一体、これはどうなっているのでしょうか。
昨年までの相撲のモンゴル人横綱を思わせるような強さ
でした。

でもって、二番手ですが、これが初日のヒーローの
トルコ人ライダーにして、王者のチームメイトの
ソフオグルが来ました。タイムは二分四秒フラット。
そこからコンマ7離れてヤマハ勢トップのカーテン。
コンマ一秒差で藤原。

二列目にはパークスのR6。その次に同じくヤマハの600
を駆るフォレス。その次がスズキを走らせるアンデルセンが
入り、八番手にはなんとこのレースがSS初めてのレースとなる
マキシーム・ベルジェがカワサキニンジャで飛び込んで
来ました。

以下、ナンネッリ、べネマンという中堅が続き、ザイゼルの
ドゥカティが11番手。99年以来のスーパースポート
参戦となったサンキーニが十二番手、今年はR6でSSを
走るヴィッツィエッロ、ウィリアム・デアンジェリス、ぺリス、
ロッコリというラインナップ。

ゴバートは不発、チームの経済的な問題が顕在化して
ティベリオは不参加。様々な想定内と想定外が縦糸と
横糸となりカタールのウィークエンドが紡がれています。

果たして今年初のウィナーは誰になるのでしょうか。
確実に当てにいくのならシャーペンティエですが、
レースに絶対はないわけで、スポーツベティングできる
場所にいるなら私はソフオグルとナンネッリに賭けます。

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