あいにく朝から雨のロザイルサーキット。朝のフリー走行では
走らないライダーも結構いたのですが、さすがに午後からの
予選はウェット宣言の中、色々な考えが駆け巡るなか、
何かをつけたり、削ったりしながらタイムを刻んでいきました。

初日のトップはトロイ・ベイリスでした。ヴァレンシアでも
ロザイルでのプレシーズンテストでも好調を維持していた
彼が初日のトップの座を奪いました。想定の範囲内のことですね。

ただ、ここから先が波乱とサプライズを感じさせる序列と
なりました。二位にカワサキのV4を駆るラコニ。三位に
ワールドチャンピオンのコーサー。四番手にラコニの
僚友のウォーカーという一列目。

二列目はヤマハ勢トップのジャンベール。それに続いたのが
ブラジルカラーのファイアブレードを駆るバロス、
ニュースポンサーを得てカラーリングの変わったピットと
芳賀が七番手と八番手でここまでが二列目。

三列目がこれがSBKデビューレースとなるバッタイーニ。
フォンシ・ニエトのカワサキが続き、キリと阿部という
メンバー。

四列目がムジェリッジのホンダ、MotoGPからスイッチ
してきたロルフォのドゥカティ、昨年ここで勝っている
加賀山のスズキに今季浪人のピンチからドイツドゥカティの
支援で走れることになったノイキルフナーが続きました。

まぁ、一言で言うと群雄割拠という感じですね。

明日以降の天候がどうなるかわかりませんが、初日の
オーダーを見ると、やはり今季のSBKは面白いという
私の予想が現実のものになったという気がします。

お楽しみはこれからだ。

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