今日はなんと言ってもこのニュースでしょう。スーパーバイク
世界選手権とスーパースポート世界選手権の参戦ライダーと
所属チームが発表になりました。暫定のもので、これから変更
になる部分をあると思いますが、かなり面白い一年になりそう
です。

SBKで確定されているニューネームがロルフォ、バッタイーニ
ですね。各々チームSCカラッキ、そしてカワサキベルトッキ
からの参戦が発表になっています。

ロルフォやバッタイーニの二人というのは98年私がイタリ
アに住んでいたときから仲が良かっただけに、あるいは彼らと
そういう関係を有することができるような性格のよさがある
だけにうれしかったですね。またバッタイーニに関しては
チームがカワサキベルトッキというチームからのエントリー
ですが、あのトリエステ人がチームを売り払うとか
誰かが買い取るという話もあっただけに彼らが昨年までの
ように活動するのか、あるいは名前だけエントリーに関する
作業を簡略にするために残して中身が変わるのかわかりませんが
とにかくバッタイーニが走る場所があり、ベルトッキの
名前が残るのはうれしいですね。

そして、日本のファンには中富の参戦はうれしいニュースでしょう。

ステップアップ組みはペトロナスを駆るクレイグ・ジョーンズと
ドゥカティを走らせるロレンツォ・アルフォンシ。そして
ホンダCBRを走らせるミッシェル・ファブリッツィオに
チャンピオンマシンで参戦が決定したファビアン・フォレ。
ファビアンはスズキがSSでの活動が不透明でどこで
どのマシンを走らせるのか気になっていましたが、
こういう結末となって本人にとっていい結果となったと
思います。

彼らが最大排気量でどれだけやるのか楽しみです。

そして、TBAとなっていますが、イタリアの報道では
クラッフィホンダでアレックス・バロスが、
スズキコロナアルスターでマックス・ビアッジが戦うことが
濃厚であると報道されています。

とんでもないインフレとその後に起きたスポンサー離れ。
そして、様々なMotoGPの中のネガティブな動きがMotoGP
のエントリー台数の減少を招く一方、MotoGPほどエントリー
に金がかかるわけでもなく、ライダーやマシンと一般消費者
やファンが近い関係にあるSBKに人やモノ、スポンサーが
集まってくるのはとりわけヨーロッパでSBKのレースを見ると
よく理解できます。

強力なライダーと多数のエントリーという状況から何が生まれる
のか、何が構築されるのかカタールが待ち焦がれて仕方
ありません。

お楽しみはこれからだ。

コメント