brava pennetta

2006年1月7日 スポーツ
全世界が注目していたマルチナ・ヒンギスの復帰戦の
ビクトリーロードを停めたのがフラヴィア・ペンネッタ
でした。

パワフルなショットを持ち、イタリア人らしく美しさと
あきらめの悪さを有するブリンディジ出身ながら南部なまり
を感じさせないイタリア語を話すこのプレイヤーは
(私はリミニなまりのイタリア語で、ローマから南は
相当言葉が違うと感じるのですが、彼女のイタリア語はきれい)
マルチナ・ヒンギスにファーストセットを先制され、
セカンドセットにサービングフォーセットのピンチから
負けず嫌いと闘争本能をプレイに結び付けて、見事な
巻き返しを見せて逆転勝利を奪いました。

ハードコートがプレイスタイルから考えていいのではないかと
思われるペンネッタはこれで決勝進出です。相手は
この大会アップセットを重ねてきたルーシー・サファローバ
です。この試合というのは私にとってはかつて会ったことのある
プレイヤー同士の戦いであり、言葉を交わしたときの色々な
思い出が右脳と左脳を行き来する顔ぶれとなりました。

どちらが勝ってもうれしいのですが、ペンネッタのハードヒット
が勝るのか、サファローバのビッグフォアが勝利するのか
イタリア人の集中力の切断が負けにつながるのか、
チェコ人のバックハンドがジョーカーとなるのか楽しみな
一戦です。

お楽しみはこれからだ。

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