かつてプロ野球選手として活躍した後、指導者として、
監督として我が愛しの中日ドラゴンズに栄光をもたらした
近藤貞雄氏がお亡くなりにないました。

何ともいえないつらさを覚えました。

年代的に近藤氏の現役時代というのは知らないのですが、
最も印象が残っているのはやはり、82年のドラゴンズの
リーグ優勝ですね。

名古屋人が熱く燃えた戦いのフィナーレは横浜スタジアム。
リーグ最終戦で圧勝し、優勝を決めて名古屋にチャンピオン
フラッグを持ってきたあの時のことは今でも印象に残って
います。

三拍子揃っていなくても、何か秀でた部分を持っていれば、
それを活かすという考えを持って指導にあたり、監督した
彼のことが今、言葉を教える立場で色々なレベルの人と
顔をあわせるときによくわかります。

人それぞれ違う個性や特徴を持っており、その人にあった
指導法を考えるということの重要性をグランドからドラゴンズ
ファンに教えてくれた気がします。

そんな近藤氏、そして野茂の投げ方、イチローの打ち方を
いじらなかった仰木彬氏のような人にはまだまだ世間に
何かを発信して欲しかった。彼らからまだまだ学び
たかった。彼らのプロデュースや演出を見たかった気持ち
でいっぱいです。

つつしんでご冥福を祈りします。

コメント