初日のオーストラリアのゴールドコーストはサファローバの
勝利というニュースを発信しましたが、今日はマルチナ・ヒン
ギスの復活劇が南半球から発せられました。彼女の復帰の
相手としてベネズエラのベント・クバチがコートに立ちましたが
これを簡単に(少なくともスコア上は)退けました。

何と6−2、6−1です。

まぁ、どう考えればいいのやら。

決してクバチは楽な相手ではありません。復帰戦の相手として
はタフな相手だったと思います。しかしながら、この難しい
相手を簡単に葬ってしまったとなると、ヒンギスの何かか
全てが覚醒したように思えますね。

かつてのナンバーワンだった人なので、過去の成功物語
と既得権益と名前で、食べていくことは可能だったと私は
考えていました。

その彼女がコートに戻ってきて戦うことを決めて果たして
どれだけやれるか、この一回戦が大きな意味と意義があった
と思うのですが、まさにオーバーパワーしたというか、
簡単に勝てるときは相手をこてんぱんにしてつぶしてしま
ったというか、世界の頂上に立つ人たちが有する悪魔性を
手に入れて、叩き潰したというか、この勝利もそうですが
このスコアでの勝ち方にヒンギスの復活が見て取れる
ようです。

二回戦の相手は私が気にしているというか、好きなプレイヤー
であるクカロバです。
(彼女のプラハオープンでのプレイについては昨年の
五月の記事をどうぞ
http://diarynote.jp/d/59911/20050514.html

非常に面白い対戦であり、ヒンギスが再び世界の頂上を
狙うとしたら自信を取り戻し、ハードコートでのスピード感
をきちんと理解して自らのものとするのに絶好のハードヒッター
です。

さぁ、何が生まれ、何が壊れるのか、私の右脳と左脳は
激しく運動を開始し始めました。

お楽しみはこれからだ。

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