来年のSBKとSSに関して出ている話で気になっていることが
スーパーポールに関するものですね。

今まで土曜日の午後四時から行われていたスーパーポールは
SBKの予選二回のセッションでトップ16に入ったライダー
がアタックラップを予選専用タイヤを用いて行っていました。

これがイモラやマニクールで聞いた話では、SBKと同様に
SSでも行われるということ。そして、今季まではトップ16
のライダーがスーパーポールを戦っていたのですが、来季から
はトップ8のライダーが走るというものです。

そして、このスーパーポールでは一発出しのためのソフトタイヤ
を使っていたのですが、この魔法のクオリファイ専用タイヤ
を止めるという話を耳にしました。

これが実現するとなると私は面白いなぁと思いますね。

そして、サーキット、レースと一般の乗り手や市場が近い
距離感を感じるSBKの世界がもっと面白さを感じて、
さらにレースと一般消費者の距離が近くなると思います。

MotoGPの世界が環境保護を考えて、無鉛ガソリンの
導入を図り、さらに環境保護を念頭において4ストローク化を
推進しましたが、どういうわけかごみの分別回収が行われる
こともなく、分ければ資源なのに、混ぜてごみにしてしまって
います。

さらに予選用のスペシャルタイヤという色々な意味でエネルギー
消費が大きい代物を使って予選順位を決めています。

環境問題が人類の大きな課題で各メーカーが知恵を出し合い、
何かをしなければいけない時代に環境保護を考えてルールの
変更をしたにも関わらず、こんなことをやっていては
世界中の多くの消費者、レースを支えるスポンサー(とりわけ
個人消費で成り立っているような会社)から認められない
と思います。

MotoGPがそういった言葉と行動に差を感じさせる中、
SBKはここにきて、エネルギー消費の激しい予選用タイヤ
を廃止する動きに出てきたことというのは私は高く評価します。

スペシャルなタイヤを使わず、市販されているバイクを
レース用にして戦うレースというのは一般の乗り手も
シンパシーを感じると思います。

MotoGPのあり方の真逆を行くこのアイデアが実現すれば
またSBKは素晴らしい世界をクリエイトするパーツを導入
したと思います。

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