SBKフランスラウンドSTK600
2005年10月13日 スポーツSBKのヨーロッパラウンドで併催されているこの二つのレース。
前回のイモラでタイトルが決まらずにここでのタイトル決定となりました。
STK600
ポールマンはカネパ。今季このカテゴリーで走ることになった
ジェノーバ人は今回も好調である。若いライダーにとって
数多く走ることが大事であると思うが、今回の彼はライトスピ
ードカワサキでSSにエントリーし、このクラスではシーズン当初
同様カワサキベルトッキで参戦。サーキットになれるという
意味ではライバルにアドバンテージを得ている。その彼が
トップであった。
二番手はティベリオ。彼がタイトルを狙うには、ここで勝って、
コルティがノーポイントに終わらないとこのカテゴリーを
制することはできない。二位以下は敗戦と同じ。今回も一週間
前と同様勝利あるのみである。
その後ろからベルジェにシメオンが続く。コルティは今回
無理しなかったのか無理しなかったのか凡庸なタイムで
六番手であった。
SBKでのフリー走行での赤旗の影響もあり、いつもより遅れての
ピットオープンとなり、いよいよダミーグリッドへ。
泣いても笑っても最終戦。ここで今年の全てが終わり、
そして未来への扉が開かれる。
シグナルレッドからノーライトになり、全車スタート。
見事なダッシュを見せたのは二番手スタートのティベリオ。
ベルジェが一コーナーで仕掛けるが抜くまでには至らず二番手
のまま。ポールスタートのカネパはスタート失敗。コルティは
中位集団に飲まれてのオープニングとなった。
ティベリオの集中力とスピードは素晴らしく、他のライダーを
全く寄せ付けない。二周目には二位以降に三秒以上のタイム差を
築く。追うのはベルジェ、さらに今回好調のライトスピード
カワサキのナポレオーね、アントネッリの二人にシメオン、
カネパである。
カネパが前半のスタート失敗を挽回し、三番手に浮上。
ティベリオ、ベルジェ、カネパという順位でレースが中盤
固定される。
48秒台連発のティベリオに対し、何とか付いていきたいベルジェ
であるが、差は縮まらず、逆にカネパに追いつかれて、二位争い
が加熱。その後ろにシメオン、アントネッリ、ナポレオーネ
である。コルティは無理せず七位から九位の間を走行。
優勝以外は敗戦を意味するレースを戦うティベリオは48秒台を
常にキープ。攻撃的な走りを続ける。追いかけるベルジェだが
逆にカネパにつかまり、三位にダウン。カネパがフランス人
を追いかける展開となった。
終始アンタッチャブルな走りを見せたティベリオはライバル
達に影を踏ませぬパーフェクトな走りを見せて地元で初開催の
このカテゴリーのウィナーとなった。
二位にはカネパ。三位にベルジェという表彰台となった。
コルティは無理せずに結局八位でゴールして今季から始まった
このアンダー20ユーロSTK600の初代王者となった。
五勝でタイトルを決めたコルティ、四勝で二位となったティベ
リオ。残り一つはベルジェのドイツでのものだが、これも
トップを争っていたコルティとティベリオのクラッシュで
拾ったものであり、このクラスはヤマハR6のイタリア人と
ホンダCBRのフランス人を中心に展開していたのだと改めて
感じた私であった。
将来のスーパースター、グレートライダーを発掘する。
若く元気なライダーに世界格式のレースが行われているサー
キットで走らせ、経験を積ませるというFGSPORTの企画した
このカテゴリーはコルティとティベリオという素晴らしい
ライダーを発掘し、そして宿命的とも言えるライバルストーリー
と激しいバトルを残して幕を閉じた。
コルティには来季STK1000やWSSという話が出ている。
そしてティベリオは来季WSSに出世してCBRを駆ることになる。
彼らの激しく美しいライバルストーリーは始まったばかりである。
前回のイモラでタイトルが決まらずにここでのタイトル決定となりました。
STK600
ポールマンはカネパ。今季このカテゴリーで走ることになった
ジェノーバ人は今回も好調である。若いライダーにとって
数多く走ることが大事であると思うが、今回の彼はライトスピ
ードカワサキでSSにエントリーし、このクラスではシーズン当初
同様カワサキベルトッキで参戦。サーキットになれるという
意味ではライバルにアドバンテージを得ている。その彼が
トップであった。
二番手はティベリオ。彼がタイトルを狙うには、ここで勝って、
コルティがノーポイントに終わらないとこのカテゴリーを
制することはできない。二位以下は敗戦と同じ。今回も一週間
前と同様勝利あるのみである。
その後ろからベルジェにシメオンが続く。コルティは今回
無理しなかったのか無理しなかったのか凡庸なタイムで
六番手であった。
SBKでのフリー走行での赤旗の影響もあり、いつもより遅れての
ピットオープンとなり、いよいよダミーグリッドへ。
泣いても笑っても最終戦。ここで今年の全てが終わり、
そして未来への扉が開かれる。
シグナルレッドからノーライトになり、全車スタート。
見事なダッシュを見せたのは二番手スタートのティベリオ。
ベルジェが一コーナーで仕掛けるが抜くまでには至らず二番手
のまま。ポールスタートのカネパはスタート失敗。コルティは
中位集団に飲まれてのオープニングとなった。
ティベリオの集中力とスピードは素晴らしく、他のライダーを
全く寄せ付けない。二周目には二位以降に三秒以上のタイム差を
築く。追うのはベルジェ、さらに今回好調のライトスピード
カワサキのナポレオーね、アントネッリの二人にシメオン、
カネパである。
カネパが前半のスタート失敗を挽回し、三番手に浮上。
ティベリオ、ベルジェ、カネパという順位でレースが中盤
固定される。
48秒台連発のティベリオに対し、何とか付いていきたいベルジェ
であるが、差は縮まらず、逆にカネパに追いつかれて、二位争い
が加熱。その後ろにシメオン、アントネッリ、ナポレオーネ
である。コルティは無理せず七位から九位の間を走行。
優勝以外は敗戦を意味するレースを戦うティベリオは48秒台を
常にキープ。攻撃的な走りを続ける。追いかけるベルジェだが
逆にカネパにつかまり、三位にダウン。カネパがフランス人
を追いかける展開となった。
終始アンタッチャブルな走りを見せたティベリオはライバル
達に影を踏ませぬパーフェクトな走りを見せて地元で初開催の
このカテゴリーのウィナーとなった。
二位にはカネパ。三位にベルジェという表彰台となった。
コルティは無理せずに結局八位でゴールして今季から始まった
このアンダー20ユーロSTK600の初代王者となった。
五勝でタイトルを決めたコルティ、四勝で二位となったティベ
リオ。残り一つはベルジェのドイツでのものだが、これも
トップを争っていたコルティとティベリオのクラッシュで
拾ったものであり、このクラスはヤマハR6のイタリア人と
ホンダCBRのフランス人を中心に展開していたのだと改めて
感じた私であった。
将来のスーパースター、グレートライダーを発掘する。
若く元気なライダーに世界格式のレースが行われているサー
キットで走らせ、経験を積ませるというFGSPORTの企画した
このカテゴリーはコルティとティベリオという素晴らしい
ライダーを発掘し、そして宿命的とも言えるライバルストーリー
と激しいバトルを残して幕を閉じた。
コルティには来季STK1000やWSSという話が出ている。
そしてティベリオは来季WSSに出世してCBRを駆ることになる。
彼らの激しく美しいライバルストーリーは始まったばかりである。
コメント