SBKフランスラウンドSBK二日目
2005年10月13日 スポーツ朝六時に寒さで目が覚めた。まぁ、寒暖の差の激しさを感じる
フランスのマニクールである。そんな中、小さなSTK600やSTK
1000のチームの連中は結構キャンプしている連中もいる。
個人的にはこういう寒さとか夏の暑さの厳しさを体感して、
勝負に臨んで、これを勝ち抜いて、現在横目で見ているトップ
ライダーのようにメガキャンパーを買える身分になり、
世界の頂上に近づいていくことはいいことだと思う。
最初からいい環境で寝泊りして、レース活動できることは
ある意味幸せだが、同じ道具で同じ競争力を有しているライダー
同士が戦ったら、成り上がりたいとかいい生活をしたいと
思う方が強いはずなので今はこの寒さの中テントで寝泊り
していても世界のビッグチームや関係者の目の前で強さと
ガッツのあるところを見せて成長して欲しいと思う。
ロレンツォ・ランツィというライダーもそういう場所を
経験して、さらに250をカンペテッラレーシングで参戦して
いた時に我々は知り合ったのだがその後、浪人生活を経験し
能力はあるのに発揮できず悔しい思いをしていた。
そんな能力はあるのに走れない、走りたいのに場所がない
そんな時間を経験した彼には今、ワークスマシンとハングリー
ガッツがある。
二度目の予選が始まった。前日の混戦ぶりは今日も変わらない。
しかし、タイムと順位は残り20分を切ったあたりから大きく
変動してきた。
関係者に結構高い評価を与えられているが、浮き沈みの多い
ノイキルフナーが40秒台に入れてくる。今日の彼はいい時の
彼のようだ。僚友のキリがまたジャンプアップを果たす。
さらにカワサキのウォーカー、ピットが40秒台に叩き込む。
来週のオーストラリアでMotoGPデビューを果たすヴァーミューレン
も40秒台に入れてきた。誰が40秒台の前半、さらに39秒
台に入れることができるのかが焦点となってきたセッション
終了間際、イェローからであるが、アルコール広告規制の国で
coronaの文字がなく、GSX-Rと書かれている少々違和感のある
スズキのリッターバイクがやって来た。コーサーと加賀山で
ある。コーサーが40.497、加賀山が40.512に入れてきた。
しかし、それを上回ったのがドゥカティのF05を駆るランツィ
であった。出したタイムは40.450際どくニューワールド
チャンピオンを抜いて二回目の予選トップとなった。
ランツィ、コーサー、加賀山、ノイキルフナーが一列目。
ヴァーミューレン、ウォーカー、ムジェリッジ、ピットが二列目
キリ、マーティン、芳賀、ボストロムが三列目。
トーズランド、ブセイ、ダヴィデ・チェカ、ラコニが四列目で
午後四時からのスーパーポールに臨む。
スーパーポール
芳賀が一発の速さを見せた。ここのところ予選の一回目は
中団に沈むことの多い彼だが、二回目、そしてスーパーポール
と確実に順位を上げるのは実力者である証拠である。
きっちりとタイムを上げて、上位に食い込んできた。
追い抜きが難しいこのコースではこれは大変重要なことである。
しかし、その彼を上回るタイムを出すためにアタックに
入った加賀山であったが、力みや気負いがあったのか、
ほぼ予選二回目と同様のタイムであった。また、コーサーは
マシントラブルに見舞われ何とスーパーポール進出ライダーの
最後尾16位ということになってしまった。
ランツィがアタックに入る。ここでの彼も予選セッション後半
のように実に素晴らしい走りを見せる。よく集中し、見事な
走りでチェッカーを受けて記録されたタイムは40.349
いいタイムであり。まっとうなら彼がPPであるはずである。
しかし、しかしである、いいタイムである、ランツィや芳賀の
タイムを凌駕しているライダーがいたのである。
テンカーテホンダのヴァーミューレンである。
彼のホンダはホンダサウンドを響かせて直線をぶっちぎり、
オージーのライディングでコーナーをクリアし、最終の
嫌な感じのシケインをクリアしてチェッカーを受けたタイムは
何と39.836というとんでもないものであった。
これにはさすがにどよめきが起きたマニクールであった。
PPはヴァーミューレン、二番手にランツィ、三番手に芳賀、
四番手にムジェリッジというフロントロー。
以下、トーズランド、ノイキルフナー、加賀山、ピットが二列目
ウォーカー、ラコニ、ボストロム、ブセイが三列目。
ダヴィデ・チェカ、マーティン、キリ、新ワールドチャンピオンのコーサーという四列目で最終戦の決勝を迎えることとなった。
フランスのマニクールである。そんな中、小さなSTK600やSTK
1000のチームの連中は結構キャンプしている連中もいる。
個人的にはこういう寒さとか夏の暑さの厳しさを体感して、
勝負に臨んで、これを勝ち抜いて、現在横目で見ているトップ
ライダーのようにメガキャンパーを買える身分になり、
世界の頂上に近づいていくことはいいことだと思う。
最初からいい環境で寝泊りして、レース活動できることは
ある意味幸せだが、同じ道具で同じ競争力を有しているライダー
同士が戦ったら、成り上がりたいとかいい生活をしたいと
思う方が強いはずなので今はこの寒さの中テントで寝泊り
していても世界のビッグチームや関係者の目の前で強さと
ガッツのあるところを見せて成長して欲しいと思う。
ロレンツォ・ランツィというライダーもそういう場所を
経験して、さらに250をカンペテッラレーシングで参戦して
いた時に我々は知り合ったのだがその後、浪人生活を経験し
能力はあるのに発揮できず悔しい思いをしていた。
そんな能力はあるのに走れない、走りたいのに場所がない
そんな時間を経験した彼には今、ワークスマシンとハングリー
ガッツがある。
二度目の予選が始まった。前日の混戦ぶりは今日も変わらない。
しかし、タイムと順位は残り20分を切ったあたりから大きく
変動してきた。
関係者に結構高い評価を与えられているが、浮き沈みの多い
ノイキルフナーが40秒台に入れてくる。今日の彼はいい時の
彼のようだ。僚友のキリがまたジャンプアップを果たす。
さらにカワサキのウォーカー、ピットが40秒台に叩き込む。
来週のオーストラリアでMotoGPデビューを果たすヴァーミューレン
も40秒台に入れてきた。誰が40秒台の前半、さらに39秒
台に入れることができるのかが焦点となってきたセッション
終了間際、イェローからであるが、アルコール広告規制の国で
coronaの文字がなく、GSX-Rと書かれている少々違和感のある
スズキのリッターバイクがやって来た。コーサーと加賀山で
ある。コーサーが40.497、加賀山が40.512に入れてきた。
しかし、それを上回ったのがドゥカティのF05を駆るランツィ
であった。出したタイムは40.450際どくニューワールド
チャンピオンを抜いて二回目の予選トップとなった。
ランツィ、コーサー、加賀山、ノイキルフナーが一列目。
ヴァーミューレン、ウォーカー、ムジェリッジ、ピットが二列目
キリ、マーティン、芳賀、ボストロムが三列目。
トーズランド、ブセイ、ダヴィデ・チェカ、ラコニが四列目で
午後四時からのスーパーポールに臨む。
スーパーポール
芳賀が一発の速さを見せた。ここのところ予選の一回目は
中団に沈むことの多い彼だが、二回目、そしてスーパーポール
と確実に順位を上げるのは実力者である証拠である。
きっちりとタイムを上げて、上位に食い込んできた。
追い抜きが難しいこのコースではこれは大変重要なことである。
しかし、その彼を上回るタイムを出すためにアタックに
入った加賀山であったが、力みや気負いがあったのか、
ほぼ予選二回目と同様のタイムであった。また、コーサーは
マシントラブルに見舞われ何とスーパーポール進出ライダーの
最後尾16位ということになってしまった。
ランツィがアタックに入る。ここでの彼も予選セッション後半
のように実に素晴らしい走りを見せる。よく集中し、見事な
走りでチェッカーを受けて記録されたタイムは40.349
いいタイムであり。まっとうなら彼がPPであるはずである。
しかし、しかしである、いいタイムである、ランツィや芳賀の
タイムを凌駕しているライダーがいたのである。
テンカーテホンダのヴァーミューレンである。
彼のホンダはホンダサウンドを響かせて直線をぶっちぎり、
オージーのライディングでコーナーをクリアし、最終の
嫌な感じのシケインをクリアしてチェッカーを受けたタイムは
何と39.836というとんでもないものであった。
これにはさすがにどよめきが起きたマニクールであった。
PPはヴァーミューレン、二番手にランツィ、三番手に芳賀、
四番手にムジェリッジというフロントロー。
以下、トーズランド、ノイキルフナー、加賀山、ピットが二列目
ウォーカー、ラコニ、ボストロム、ブセイが三列目。
ダヴィデ・チェカ、マーティン、キリ、新ワールドチャンピオンのコーサーという四列目で最終戦の決勝を迎えることとなった。
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