先週のPP獲得のブレイル贈呈のセレモニーの際に翌週の
フランスには戻ってくるとメッセージを送っていたシャーペ
ンティエであるが怪我の回復が進まずにここは欠場。さらに
藤原の体調も100%の状態とは言えないわけで、他のチームや
ライダーにはチャンスがめぐってきた今回のフランスであす。

ドイツ以来覚醒した感のあるヤマハジャーマニーの二人。
今回も好調である。テンポよくいいタイムをたたき出していく。
その彼らに対抗するのがメガバイクホンダの二人、フォレと
ファブリッツィオである。フォレにとってここは地元。そして
SBKにステップアップするファブリッツィオにとっても、シーズン
エンドまでに一つは勝っておきたいところだろう。

そのファブリッツィオであるがタイムを次々と更新していき、
才能ぶりを見せ付ける。

44.113を出してさらにアタックに入ったところで最終コーナー
で他のライダーと接触してライダーにさしたるダメージは
なかったもののマシンを傷めての帰還となった。

マシンを替えてアタックするものの、さらなるタイム更新は
ならず初日を終えた。

ヤマハジャーマニーの二人とフォレがアタックするが、
カーテンは44.177、パークスは44.770。フォレは44.311
でセッション終了。初日の天下はファブリッツィオのもの
となった。

戦前の予想通りメガバイクホンダとヤマハジャーマニーの
ぶつかり合いとなった初日で、このニチーム四人だけが
44秒台。五番手にスズキの元気者フォレス。イモラのウィナー
のナンネッリ、復調にはほど遠い藤原が七番手、シャンボン
が八番手であるが、45秒以降のタイムである。

午前中と午後の気温および路面温度の変化が大きく、朝と
昼では違うサーキットを走っている様だという声が鳴り
響くマニクールの初日であった。

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