ナンネッリ10

苦労人のトスカーナ人の夢に見た初優勝。ドライでのホンダ
ヤマハユーザーに迫る俊足ぶり、ウェットでの手のつけられない
速さと強さ、そして上手さ。誰からも愛される好漢ナンネッリ
に満点を。

カーテン 9

予選での好調ぶり、決勝での快足といい間違いなく今週末の
ヒーローの一人。しかし、ウェットでも速い彼だが優勝を
争うには相手が悪すぎた。実力が高いレベルであっても、
マイク・タイソン全盛期にヘビー級のチャンピオンになること
の難しさをナンネッリの背中を見て感じたのではないだろうか。

コラーディ 8

ウェットでの速さに定評のある彼だが、よく攻め、よく我慢して
よく粘っての三位は立派。

ファブリッツィオ 8

勝てるレースを逃したのは彼が悪いのではなくて、レース
中断の裁定を出すタイミングの悪さである。彼のこの週末
仕事ぶりは素晴しく、日曜日にここまで挽回してくるところに
彼の才能を感じる。勝っていたら10だが、ウェットの
レースの結果を考えると8点。

レースディレクション 3

世界のトップクラスのライダーが危険を察知したのにレース
続行。サンナ、フォレス、フォレがクラッシュしてから赤旗
というのはあまりにも遅すぎるし、危険すぎた。

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