オランダで怪我したミッリョラーティの代打がイタリア選手権
でSSを走っているカネパ。KLインターモトはミルコフスキー
の変わりにザイゼルを起用。そして、ドイツ選手権を戦って
いるかつての世界選手権レギュラーのダエメンがCBRで参戦と
いつもと違った面子がそろった今回のレース。

変わらないのはセバスチャン・シャーペンティエの速さ。
走り出してすぐにいいタイムが出て、そこからさらにモディファイ
を加えながらさらにいいタイムを出していくのはいつものこと。

しかしながら、今回は朝のフリー走行からヤマハジャーマニー
の二人のタイムがいい。確かにここは地元であるし、あの
チームにデータの蓄積やレーストラックの慣れなどもあるの
だろうが、シャーペンティエにかなり迫っていて、先週の
トップ4ホンダユーザーという状況をぶち壊すのにテンション
が高いのがピットから感じ取れた。

結局例によってシャーペンティエがトップだったが、カーテン
がコンマ1秒差で続き、そこからコンマ2離れてフォレ、
初日の一列目最後の座はパークスであり、シーズン前半のような
圧倒的なフランス人の強さとタイム差を感じることがなかった。

さらに二列目トップはアッセンでも好調だったロビン・ハー
ムスで、トーデ、シャンボン、ダエメンというメンバーで
あった。

まだ足の痛いファブリッツィオは10位。藤原が14位。
どこが痛いのかたずねると全身だと答えた鉄人ナンネッリは
ぱっとせず19位で初日を終えた。

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