まぁ誰かシャーペンティエを止めてくれいという声が
サーキットの内外から聞こえてきた今季のこのカテゴリー。
その言葉に答えることができるのが、この屈指のテクニカル
コースであるアッセンでの才能あるライダーがその能力を
発揮できる道具で何としてもあいつに勝つんだという志を
有したときなのだろうと思いながら予選二回目がスタート。

その私の考えをかなり証明してくれたのがセッション始まって
まもなくのメガバイクの二台のフォレとファブリッツィオ。
ライディングスタイルが相当違う二人であるが、タイムは
ともに接近していて、トップをうかがおうとしていた。

またジャンルカ・ナンネッリもモンツァやブルノで見せた
トップスピードの高さと馬力の強さでライバルにとって
嫌な相手になる可能性十分であった。

そんな中、コースにオイルがこぼれて、一時中断。再び
再開されるも、またもやオイルによって今週末の主役になれる
のではないかと考えられていたファブリッツィオが転倒。
再び赤旗となった。

三度目のスタートとなったこのセッションで混乱の中で
今季の勢いとチーム力を感じさせるようにすぐにシャーペンティエ
がトップタイム。さらに藤原が続いた。このあとに続いたのが
一台のヤマハと二台のメガバイクホンダ。やはりここでも
今までと同じような予選結果となってしまった。明日はシャーペンティエがタイトルを決めるのだろうか。それとも藤原が
勝つのだろうか。

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