SBK

9.5 コーサー

最速ぶりを見せたスーパーポールとレース1。勝てない
時は出来うる限りの最良の成績を取って帰って来たレース2.世界
チャンプにまた一歩近づいたチェコでの週末。

7 芳賀

予選までの彼は乗れない、乗りきれない今季の彼であったが
悪い流れを見事に断ち切り、本来の彼の走りでレース2は見事に
変身し彼らしい走りでコーサーをちぎって勝ったのは立派。
レース2だけだったら10をつけますが、週末を振り返って
この点数。

7 ラコニ

サンマリノでのダブルウィンで反撃態勢に入ったかに見えた彼で
あったが予選とレース2では精彩を欠いた。タイヤを持たせることが
できない彼が悪いのか、長持ちするタイヤを用意できないピレリ
が悪いのか。

7 ウォーカー

予選初日のタイムは驚異的。しかし、後が続かずイギリスのファンに
今二つの印象を残してブランズハッチへ。

6.5 ヴァーミューレン

鮮烈な印象を残さなかったが気がついたら表彰台圏内を走るのは
立派。

6.5 キリ

悪い流れの中できるだけのことを日曜日の午後に行い両レースとも
五位で終えたのはさすが。

6.5 ランツィ

サテライトチームでの参戦ながら何らひるむことなく攻撃的な
走りでレース2でワークスのトーズランド、ラコニを食ったのは見事。

5 加賀山

日本のファンが失望感を抱いた週末。コーサーと同じマシン、エンジン
サス、タイヤで違ったのはタイムと結果。

SS

9.5 シャーペンティエ

予選最速。しかしながら今回のレースで圧倒的な強さを感じられな
かったのは何故だろう。まぁ、それでもまた勝って王座に一歩前進。

8 ファブリッツィオ

中盤以降マシン、タイヤ共に苦しい状況に置かれながらもマシンを
最後まで運び彼自身のキャリア最高位をゲット。彼にこの点数を
献上。

8 ナンネッリ

グールベルグがさじを投げてしまったドゥカティのSSマシンを見事
に操り直線スピードを活かし、彼の技量とゲームメイキング能力
で何とここブルノで二度目の表彰台。前半トップグループで
走っていたら優勝も有り得たのだが、モンツァの時のような
グールベルグ撤退によるあせりやホームレースでの気合の入り方、
高い集中力がなかったのは残念。

8.5 ハームス

CBR600を自分のモノにして予選、決勝といい流れでコンスタント
にタイムを出していった今回の彼であった。彼もキャリア最上位。

8 フォレス

スズキの600、チームアルスターで世界選手権出走という今季
チャンスを得たこの若者は周囲の恵まれた環境を活かして好走。
成長ぶりを見せた。

STK1000

9.5 コックスヘル

よく冷静にバトルを見て、仕掛ける時間と場所を理解してそれを
実行したブルノでの彼。

STK600

10 ティベリオ

予選での一発、そして決勝での序盤の12秒台連発は見事。
未来のスターライダーであることは間違いない。この一勝と
レース内容は今季のタイトルに向かってライバルに与えた
大きな一撃だったと思う。

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