スーパーバイク世界選手権チェコラウンドSBKレース2
2005年7月21日 スポーツレース1と同じグリッドから始まったレース2。モンツァの
時のように恐ろしいまでの研ぎ澄まされた集中力でラコニは
コーサーに食らいつき、この二人のマッチレースになるかに
思われました。
しかし二周目でジャンルカ・ヴィッツィエッロがR1からオ
イルをもらしながら単独でクラッシュアウト。そのオイルに
ワイルドカード参戦のスロバキア人のスボボーダが乗っかり
クラッシュ。オイル除去ということで赤旗が提示され再び
20周のレースやり直しということになりました。
再スタートとなったレース。トップを奪ったのはやはり
コーサー。しかし、これに食らいついたのがR1を駆る阿部
とCBRを操るムジェリッジでした。
ところが五列目スタートの芳賀が素晴らしいスタートダッシュ
と猛追で四周目終了時には何と三番手、さらに激しく追い上げて
日本人のR1ライダーとコーサーのGSXーR、ムジェリッジ
のCBRというトップ集団となりました。
多人数のトップ争いになると色々とややこしくなると思った
のか、コーサーがペースを上げて逃げますが、芳賀はこの
ペースに対応し、コーサーと芳賀のマッチレースに。
この二人から四秒ほど離れて阿部、ムジェリッジ、そして
トーズランド、ラコニという三位争いに。日本の阿部ファンに
とっては久しぶりのグッドパフォーマンスに期待が膨らみます。
六周目にはとうとう予選でスーパーポールに走れなかった
芳賀がコーサーを抜いてトップ浮上。そして攻めの走りを
緩まずに徐々にコーサーとの差を広げ始めます。
二番手のコーサーと少し間があり、阿部、トーズランド、
ムジェッリッジ、ラコニの四人が一秒以内にひしめく混戦。
そこから少し離れてウォーカー、ランツィ、キリ、ノイキ
ルフナーという集団。
レースの中盤から後半に入っても芳賀はコーサーに対して
1.5秒から2秒の差をキープして高いレベルの走りを
して、トップを快走。二位はコーサー、三位争いが熾烈で
残り二周の段階で阿部、ヴァーミューレン、ラコニ、キリ
が一秒以内でつば競り合い。そこから少しあってランツィ、
トーズランド、ムジェリッジ、ウォーカーが二秒以内での
争い。
トップは結局最後までハイスピードで走りきった芳賀の
ものとなり、今季初優勝。二位が最後はアタックをあきらめた
コーサー、三位争いはヴァーミューレンが制し、四位が
阿部、五位がキリ、以降ランツィ、ラコニ、トーズランド、
ムジェリッジ、ウォーカーとここまでがトップ10であった。
予選からは考えられないこの結末にヤマハのスタッフは
喜びを爆発させ、浮かれていました。
ただ、芳賀自身はレース後の記者会見でこれからやるべきこと
現状で足りないことやモノの話をしていて喜んでばかりでなく
冷静に八月初旬のブランズハッチのことを考えていたのが
印象的でした。まぁ、土曜日までうまくいかなかったことから
何かを加えて、何かを削り、何かを与えて、何かをさばいて
得た勝利で最初から全てかみ合っていない状態で日曜日を
迎えて色々なことを考えて試みて得た勝利なので喜びながら
も近い未来のことをクールに考えて、そのことをインタビュー
で答えていたのが印象的でした。
時のように恐ろしいまでの研ぎ澄まされた集中力でラコニは
コーサーに食らいつき、この二人のマッチレースになるかに
思われました。
しかし二周目でジャンルカ・ヴィッツィエッロがR1からオ
イルをもらしながら単独でクラッシュアウト。そのオイルに
ワイルドカード参戦のスロバキア人のスボボーダが乗っかり
クラッシュ。オイル除去ということで赤旗が提示され再び
20周のレースやり直しということになりました。
再スタートとなったレース。トップを奪ったのはやはり
コーサー。しかし、これに食らいついたのがR1を駆る阿部
とCBRを操るムジェリッジでした。
ところが五列目スタートの芳賀が素晴らしいスタートダッシュ
と猛追で四周目終了時には何と三番手、さらに激しく追い上げて
日本人のR1ライダーとコーサーのGSXーR、ムジェリッジ
のCBRというトップ集団となりました。
多人数のトップ争いになると色々とややこしくなると思った
のか、コーサーがペースを上げて逃げますが、芳賀はこの
ペースに対応し、コーサーと芳賀のマッチレースに。
この二人から四秒ほど離れて阿部、ムジェリッジ、そして
トーズランド、ラコニという三位争いに。日本の阿部ファンに
とっては久しぶりのグッドパフォーマンスに期待が膨らみます。
六周目にはとうとう予選でスーパーポールに走れなかった
芳賀がコーサーを抜いてトップ浮上。そして攻めの走りを
緩まずに徐々にコーサーとの差を広げ始めます。
二番手のコーサーと少し間があり、阿部、トーズランド、
ムジェッリッジ、ラコニの四人が一秒以内にひしめく混戦。
そこから少し離れてウォーカー、ランツィ、キリ、ノイキ
ルフナーという集団。
レースの中盤から後半に入っても芳賀はコーサーに対して
1.5秒から2秒の差をキープして高いレベルの走りを
して、トップを快走。二位はコーサー、三位争いが熾烈で
残り二周の段階で阿部、ヴァーミューレン、ラコニ、キリ
が一秒以内でつば競り合い。そこから少しあってランツィ、
トーズランド、ムジェリッジ、ウォーカーが二秒以内での
争い。
トップは結局最後までハイスピードで走りきった芳賀の
ものとなり、今季初優勝。二位が最後はアタックをあきらめた
コーサー、三位争いはヴァーミューレンが制し、四位が
阿部、五位がキリ、以降ランツィ、ラコニ、トーズランド、
ムジェリッジ、ウォーカーとここまでがトップ10であった。
予選からは考えられないこの結末にヤマハのスタッフは
喜びを爆発させ、浮かれていました。
ただ、芳賀自身はレース後の記者会見でこれからやるべきこと
現状で足りないことやモノの話をしていて喜んでばかりでなく
冷静に八月初旬のブランズハッチのことを考えていたのが
印象的でした。まぁ、土曜日までうまくいかなかったことから
何かを加えて、何かを削り、何かを与えて、何かをさばいて
得た勝利で最初から全てかみ合っていない状態で日曜日を
迎えて色々なことを考えて試みて得た勝利なので喜びながら
も近い未来のことをクールに考えて、そのことをインタビュー
で答えていたのが印象的でした。
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