スーパーバイク世界選手権チェコラウンドサポートレースユーロストック600
2005年7月20日 スポーツヨーロッパで行われるスーパーバイクの大会ではサポート
レースとしてアンダー20のユーロストック600が行われて
います。今回はそのレポートとウィナーのインタビューを。
STK600
ここまでのシーズン、CBR600のティべりオとR6のコルティの
二人だけが優勝しているこのカテゴリー。今回はどうなるのか。
やはりこの二人の勝負になるのか、あるいは新しい勝利者が
現れ二人に挑戦者として名乗りを上げるのだろうか。
そんなことを思いながら予選を見ていましたが、走り始めて
いきなり速いティべりオが何と13秒台のタイムを
いきなり出して、周囲を圧倒。あとはこの予選一回目も
二回目もレースタイムをどれだけコンスタントに走るか
に焦点をしぼった走りでした。
一方直接のライバルとなるコルティですが、今回今一つ
どころか今二つで何とかタイムを搾り出している様子。
カネパ、ベルジェ、アントネッリ遅れをとり、タイムも
15秒台というものであった。彼は五番手で予選を終了。
その彼の後ろから、この選手権にこの大会から参戦の
少し大人っぽくなったチェコ人のマルケータ・ヤナコーバ
が六番手をゲット。この勢いを持続できるか期待感を
チェコの業界関係者とファンに抱かせた。
土曜の午後5時40分から始まった決勝。スタートで
ここまで絶好調だったティべりオは出遅れ、ヤナコーバ
はフライングを取られてしまったうえに、スタート直後の
混乱に巻き込まれて順位を大きく落としてしまう。
イタリア語も話すフランス人はここからものすごい挽回を
見せた。どこからでも行ってやるという走りが画面を通じて
見えたのですが、素晴らしい突っ込みとブレーキングで
オープニングラップを終えるとトップに立っていた。
さらにここから相手を引き離そうと必死になって走ったら、
何と12秒1のタイムをたたき出した。さらにそこから12秒
台を連発。
後方のライダーは明らかに戦意消失である。あとは80%の
力でツーリング状態で勝利。前半二位争いがあったものの、
徐々に単独走行になり、カネパが二位。コルティは何とか
悪い流れの中でありながらきっちりレースを運んで三位で
レースを終えた。
フライングとなったヤナコーバはライドスルーペナルティを
取られてしまい、そこからハッスルしまくって自己ベストを
更新しながら快走。後方の順位となってしまったが、彼女の
パーソナルベストタイムは2分15秒フラットでこれは
今回のトップ5のタイムであった。レース後少しだけ話すこと
ができたのですが、レースキャリア初のフライングで
せっかくのいいレースを後方で走ることになったけれど、
走り自体はよかったし、タイムには満足していました。
レース後、ティべりオを捕まえることができました。
イタリア人も近くにいたのでイタリア語でのインタビュー。
yasumarzo(以下yasu) 優勝おめでとう。素晴らしい走りだったね。
yoann tiberio(以下yt) ありがとう。
yasu それにしてもあの二周目の12.1というタイムは
すごかったねぇ。そこから12秒台連発。
yt 二周目はとにかく集中してベストの走りをしようとして
ハードにプッシュしたけれど、それでタイムを確認したら
12.1となって、それを知ったときに『うぁあ、マジかよ』
と思ったけどね。とにかく集中して自分でも速く走れたのを
実感していたよ。
yasu そこから12秒台連発。
yt 集中力を落とさずにプッシュしたらこのタイムが連発で
出て、後ろを見たら結構離れていたのでちょっと安心したね。
yasu あとは相手との差を見ながらのクルージングで、まさに
圧勝だったね。コルティが三位ということもあって、ポイント
差を少なくなって、これからが楽しみだ。
yt これからもどんどん速くなりたいし勝ちたいね。
来年再来年がとても楽しみだと思いながら、彼のチームメイトは
決して悪い成績ではないのですが、天才との同居に苦しんで
いてシュッマッハーのいるチームのナンバー2ドライバーの
境遇を肌で感じていることでしょう。
レースとしてアンダー20のユーロストック600が行われて
います。今回はそのレポートとウィナーのインタビューを。
STK600
ここまでのシーズン、CBR600のティべりオとR6のコルティの
二人だけが優勝しているこのカテゴリー。今回はどうなるのか。
やはりこの二人の勝負になるのか、あるいは新しい勝利者が
現れ二人に挑戦者として名乗りを上げるのだろうか。
そんなことを思いながら予選を見ていましたが、走り始めて
いきなり速いティべりオが何と13秒台のタイムを
いきなり出して、周囲を圧倒。あとはこの予選一回目も
二回目もレースタイムをどれだけコンスタントに走るか
に焦点をしぼった走りでした。
一方直接のライバルとなるコルティですが、今回今一つ
どころか今二つで何とかタイムを搾り出している様子。
カネパ、ベルジェ、アントネッリ遅れをとり、タイムも
15秒台というものであった。彼は五番手で予選を終了。
その彼の後ろから、この選手権にこの大会から参戦の
少し大人っぽくなったチェコ人のマルケータ・ヤナコーバ
が六番手をゲット。この勢いを持続できるか期待感を
チェコの業界関係者とファンに抱かせた。
土曜の午後5時40分から始まった決勝。スタートで
ここまで絶好調だったティべりオは出遅れ、ヤナコーバ
はフライングを取られてしまったうえに、スタート直後の
混乱に巻き込まれて順位を大きく落としてしまう。
イタリア語も話すフランス人はここからものすごい挽回を
見せた。どこからでも行ってやるという走りが画面を通じて
見えたのですが、素晴らしい突っ込みとブレーキングで
オープニングラップを終えるとトップに立っていた。
さらにここから相手を引き離そうと必死になって走ったら、
何と12秒1のタイムをたたき出した。さらにそこから12秒
台を連発。
後方のライダーは明らかに戦意消失である。あとは80%の
力でツーリング状態で勝利。前半二位争いがあったものの、
徐々に単独走行になり、カネパが二位。コルティは何とか
悪い流れの中でありながらきっちりレースを運んで三位で
レースを終えた。
フライングとなったヤナコーバはライドスルーペナルティを
取られてしまい、そこからハッスルしまくって自己ベストを
更新しながら快走。後方の順位となってしまったが、彼女の
パーソナルベストタイムは2分15秒フラットでこれは
今回のトップ5のタイムであった。レース後少しだけ話すこと
ができたのですが、レースキャリア初のフライングで
せっかくのいいレースを後方で走ることになったけれど、
走り自体はよかったし、タイムには満足していました。
レース後、ティべりオを捕まえることができました。
イタリア人も近くにいたのでイタリア語でのインタビュー。
yasumarzo(以下yasu) 優勝おめでとう。素晴らしい走りだったね。
yoann tiberio(以下yt) ありがとう。
yasu それにしてもあの二周目の12.1というタイムは
すごかったねぇ。そこから12秒台連発。
yt 二周目はとにかく集中してベストの走りをしようとして
ハードにプッシュしたけれど、それでタイムを確認したら
12.1となって、それを知ったときに『うぁあ、マジかよ』
と思ったけどね。とにかく集中して自分でも速く走れたのを
実感していたよ。
yasu そこから12秒台連発。
yt 集中力を落とさずにプッシュしたらこのタイムが連発で
出て、後ろを見たら結構離れていたのでちょっと安心したね。
yasu あとは相手との差を見ながらのクルージングで、まさに
圧勝だったね。コルティが三位ということもあって、ポイント
差を少なくなって、これからが楽しみだ。
yt これからもどんどん速くなりたいし勝ちたいね。
来年再来年がとても楽しみだと思いながら、彼のチームメイトは
決して悪い成績ではないのですが、天才との同居に苦しんで
いてシュッマッハーのいるチームのナンバー2ドライバーの
境遇を肌で感じていることでしょう。
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