ジャパンタバコインターナショナル社のロシア法人の付加価値税の裁判
などを眺めているとロシアという国に対して軍事力としての
核と同時に違った意味での核を持っていると思ったりします。

お金はないが核ミサイルはたくさんあるという国や障害者や外国人
が住みにくい町というのは私は遠慮するのですが、私と同じような
考え方を抱いている人でも、会社の業績と未来のためにあえて
冒険する人や組織もあるのだろうなというのがサンクトペテルブルグ
への工場設立なんだろうなと思いましたね。

清濁併せ呑む考えじゃないとあの国でビジネスをやっていくのは
難しい気がします。まぁ、プーチン大統領が一企業のために式典
に出席したことの意味というのを近い将来感じるのでしょうが。

チェコへの進出ということに関しては、割に北部チェコの地方
政府のバックアップがあったりしたのですが、このロシアという
マーケット的には魅力的だが、難しい国に入っていくというのは
何を意味するのか謎や疑問を感じます。

分野は違いますが、かつてルパート・マードックと彼の側近が
日本の東京で銀行を回って融資を頼みに行った時に、彼の持っている
新聞が昭和天皇の戦争責任について書いていて、日本の銀行は
そんなことをやっている新聞のオーナーに融資などできないと
断ったことがあったらしいのですが、アンドレイ・ソクーロフ監督
の『太陽』という作品が今年の二月に公開されました。
45年の第二次世界大戦の戦火が日本に飛び火したあたりからの
ことを描いていて主人公は昭和天皇とマッカーサー元帥。
でもって、この映画の予算は250万ドルでそのうちの半分近くを
ロシア連邦映画と文化庁が出していたようですが、そんな映画を
国の予算を使って作ってしまうロシアに出かけるトヨタ。
何か問題はなかったのでしょうか。

コメント

nophoto
Lyndee
2011年11月18日2:26

Yeah, that’s the tciekt, sir or ma’am